3月22日~23日 福井への一泊旅行を計画し、実施しました。
行程
1日目:京都駅八条口(集合)-米原駅-芦原温泉駅-三国港たけ庄(昼食)-雄島-丸岡城-山中温泉 鶴仙峡-山中温泉 翠明
2日目:山中温泉 翠明-恐竜博物館-恐竜博物館で昼食-福井駅-米原駅-京都駅八条口(帰着)
1日目
京都駅八条口に集合し、米原駅で宮崎さん乗車、芦原温泉駅で、東京組の石川さん、林さん、そして桐野さんが合流しました。
芦原温泉駅はこの3月16日に北陸新幹線が延伸したばかりの駅です。東京組は延伸したばかりの北陸新幹線で参加されました。
その後、昼食場所の三国港たけ庄へ向かいました。
たけ庄では豪華な海鮮丼をとりました。
次に雄島へ行きました。雄島は、前回の東尋坊から東側に見えていた島です。橋が架けられています。
天気がよく、水平線が180°以上広がっており、地球が丸いことを体感できました。
島には大湊神社があり入口に鳥居があります。
周囲は柱状節理の岩が取り囲み、地球の歴史を感じます。
次に、丸岡城へ行きました。
丸岡城は北陸地方に唯一の現存天守です。中は急な階段で上り下りに苦労する天守でした。
山中温泉へ入り、すぐのところに鶴仙峡の遊歩道があり、散策組は遊歩道を散策しました。
遊歩道には清流が流れており、滝が何か所かあり、旅館の建物が高くそびえており、見事な峡谷でした。
10名の方が参加しました。散策コースの終点に、宿泊場所である翠明があり、ここへ向かいました。
散策組以外は、そのままマイクロバスで宿泊場所である翠明に行きました。
米田さんはすでに翠明で待っておられ、参加者全員がそろいました。
翠明では、豪華な料理が出て、食べきれない程でした。
また温泉施設も豪華で十分に堪能しました。
山中温泉では幸いにも1月1日に襲った地震の被害はなかったということでした。
能登半島地震による風評被害の払拭のため北陸応援割りが企画され、対象となり、5割の補助で宿泊できました。
2日目
2日目は恐竜博物館へ行きました。世界3大恐竜博物館とあって、規模も大きく、入場者も多いといった施設でした。
たまご型ドーム内は思ったより広く、豊富な恐竜展示が見どころでした。
レストランは入場者数の多さから、整理券が必要だという情報をもらい、事前に全員の分の席を確保し、昼食をとることができました。
次に同じく延伸しリニューアルしたばかりの、福井駅でみやげを見て回りました。東京地区の方とはここで別れました。
帰路につき、米原駅で米原組がで下車し、京都駅八条口で解散となりました。
皆さん、土産を手に、一路北陸自動車道を走り京都駅八条口に戻りました。
大きなトラブルもなく皆さん無事に帰ってきました。
参加者(敬称略)林 万雅, 森山 晶成, 湯浅 一郎, 野口 進治, 石黒 英憲, 近田 伯久, 山岸 豊, 三橋 泰夫, 桐野 茂, 岡田 知二, 沢本 昌順, 酒井 俊英, 米田 篤司, 宮崎 育雄, 石川 達夫,平野 彰弘 の16名
三橋泰夫(記)
東京地区から参加して
3月22日~23日に開催された一泊研修旅行に、東京から林さんと私(石川)の2名が参加しました。
今回の目的地は北陸(福井県、石川県)で、ちょうど一週間前に北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸したばかりというタイムリーな場所でした。
東京メンバーは、その開業したばかりの北陸新幹線を利用。
今回利用した停車駅の少ないかがやき号は、東京駅を出発する時からほぼ満席でしたが、金沢駅で乗客の8割程度が下車してしまいました。
金沢から先にも観光地は多くあるのに、少し心配になりました。
3時間乗車して芦原温泉駅で下車、東京からは非常に便利になりました。京都からのメンバーと芦原温泉駅で合流。今回の訪問先は実際に訪問してみると、すべてがとても魅力的な場所でした。
福井県では、雄島、丸岡城、恐竜博物館、宿泊は石川県の山中温泉です。
三国港で昼食後、雄島観光へ。東尋坊ではなく雄島、そういえば昨年東尋坊を訪問していました。
雄島は海の神様の島として崇められている神秘的な島です。
島では1300万年前に噴出したマグマが固まり、流紋岩の美しい縞模様が見られます。
時間の都合で、島の内部にある大湊神社までは行くことができませんでしたが、島の美しさと神々しさは十分に味わえました。
次の訪問先丸岡城の天守は江戸時代以前に建設され、一度は地震で崩れましたが、部材をそのまま使用して当時のままに修復されました。
このようなお城は日本全国に12城あり「現存十二天守」と呼ばれております。
北陸地方に唯一残るのが丸岡城で、国の重要文化財に指定されています。
丸岡城に日本一短い手紙文があることから、城内には「一筆啓上」という日本一短い手紙のコンテストの結果が表示されておりました。メッセージを伝える1~40文字までの手紙形式で、これだけの短い文章で、心を動かされる表現ができることに感心しました。
また、年齢によって、物の見方が大きく異なる点も驚きました。その後バスで移動、有志はホテル手前で下車し、山中の温泉街に沿って流れる大聖寺川の渓谷(鶴仙渓)にある遊歩道を散策してホテルに向かいました。
江戸時代にここを訪れた松尾芭蕉が、あまりの美しさに滞在を延ばしたと伝えられるその景観・清流の流れによって、心が癒されました。
2日目の恐竜博物館は、リニューアルされ、多くのことを学ぶことができました。
私は恐竜より、地形の移り変わり、植物の進化に興味がわきました。
昼食・ホテルでの夕食・温泉を、参加メンバーで楽しんだのは言うまでもありません。
訪問先ではいろいろ学ぶこと・考えることができ、普段なかなか話すことができないメンバーとの交流、素晴らしい2日間でした。
東京支部の皆様も、OB会からサポートもいただける1泊研修旅行、次回はぜひとも参加をご検討ください。
最後になりましたが、毎回素晴らし企画を計画・実行いただきました幹事の皆様及び関係者の皆様に感謝いたします。
石川達夫(記)