第27期年次総会(2022/10/24月)

1.第27期堀場製作所OB会総会概要
1.第26期活動報告
 (1)ボランティア活動
  ①桂川クリーン大作戦  中止
  ②京都マラソン交通整理 中止
  ③鴨川茶店       実施(4月9日、10日)
  ④鴨川クリーンハイク  実施(6月5日、9月4日)
  ⑤鴨川納涼       実施(8月6日、7日)
  ⑥祇園祭ごみゼロ大作戦 実施(7月15日)
 (2)キャリア活動(HOVC)
  ①生き方探求館・工作授業支援活動 実施(6月16日、9月16日、10月5日)
 (3)恒例行事
  ①春の懇親会      4月16日 がんこ高瀬川
  ②レジャー例会     6月16日 神戸ATOA水族館
  ③HORIBAファーム   8月3日 ブルーベリー摘み
  ④一泊研修旅行     9月9日、10日
     トヨタ産業技術記念館、NSO新オフィス訪問、下呂温泉、高山市内散策
     東京支部との合同行事を実現(25周年記念)
  ⑤秋の懇親会      9月17日 がんこ高瀬川
 (4)活動全般
  ①行事参加者の増加に注力
   ◎秋の懇親会の参加者 33名
   ◎総会の参加者    43名(+オンライン参加者5名)
  ②新入会員を増やす活動
   60歳定年退職者説明会での入会促進。26期中では22名が参加。
   27期に入会された3名を加えて、284名(10月1日現在)
 (5)クラブ活動
   ○山遊会   例会山行:3回、総会1回
   ○釣りクラブ  例会釣行7回 船釣り
   ○フォトクラブ   今期は活動無し
   ○グランドゴルフ 今期は活動無し
   ○東京ゴルフ  今期は活動無し 
   ○京都ゴルフ  今期は活動無し
   ○ボウリングクラブ 12回 実施
   ○カラオケクラブ  5回 実施
   〇囲碁クラブ 例会&総会 1回実施
(6)会計監査結果報告及びその承認を受けた。
2.第27期活動計画
 (1)運営方針 :キャリアーを活かして社会貢献を強化(継続)
   ☆堀場グループ各社のOB会の交流を
 (2) 定例行事:
  〇 懇親会・・・・・・・年2回4月22日・9月16日を予定
  〇 レジャー例会・・・・1回目 6月16日を予定
  〇 一泊研修旅行・・・・2月17-18日を予定
  〇 HORIBAファーム・・・ブルーベリー摘み、綿花摘み等
  〇 キャリア・ボランティア部会(=HOVC)
  ☆ 生き方探求館への京モノレンジャー活動
   〇 「世界に一つの温度計」に次ぐ「新テーマ」へ
 (3) クラブ活動
  ○ 山遊会 例会山行 5回、総会1回 創部15周年記念山行き
  ○ 釣りクラブ 春~秋 各月1~2回 沖釣り会を実施
  ○ フォトクラブ 撮影会、レジャー会に参加、懇談会
  ○ グランドゴルフ 年 4回 大会実施 25周年記念大会計画
  ○ 東京カルチャークラブ(TCC) 新規設立 関東の文化を楽しむ活動
     (東京ゴルフクラブは廃止)  展示会・博物館等の参加・見学 
  ○ 京都ゴルフ  年2回の開催、25周年記念コンペを計画
  ○ ボウリングクラブ 月例会12回 実施、25周年記念大会計画
  ○ カラオケクラブ 年6回 実施、記念大会を目論む
  〇 囲碁クラブ  例会囲碁、宝酒造杯、定例総会計画
芸術分野のクラブの発足を!
活動の活性化!
 (4) 一般会務
  〇 幹事に女性と65歳以下の男性を加えて、
      活動の幅を広げ、世代交代の準備。
  〇 会員の増加に向けて努力する。
   ☆ 女性会員の増加。
  〇 各行事への会員の参加人数を増加。
  〇 会報とホームページの積極的運用。
   ☆ 投稿者には、QUOカード等の検討。
  〇 グループ各社OB会との交流・連携。 
  〇 定例会社連絡会議の継続的開催。
  〇 HOCOM行事に積極的参加。
    ☆ 新規企画について、対応を。
  〇 東京支部との交流の活性化。
  〇グループOB会との連携の実施
 (5) 幹事体制
   代表幹事   酒井 俊英
   副代表幹事  小川 柾幸
   幹事     伊藤 哲、石川 達夫(東京)、岡田 知二、笠川 重美、
          沢本 昌順、中井 和美、平野 彰弘(会計)、三橋 泰夫、
          森山 晶成、横浜 正樹(東京会計) 
   会計監査   湯浅 一朗、和田 晃一(堀場製作所)
 (6) 承認を受けた。
3.新入会員紹介
   第26期中の入会者
     山口 道弘、  近藤 薫、  小鑓 治、  室賀 裕一、河野 猛、
     青山 剛士、  櫻田 京子、清水 直仁、谷口 弘志、
     長谷川 良晴、福島 宏和、保田 芳輝、山村 充、
     吉岡 誠一郎、上野 直司、藤山 志伸、池田 文彦、岸 宏行、
     木嶋 武史、  中濱 徳夫、速水 雅明、湯原 義公
   第27期の入会者
     三輪 清和、大石 誠、ナバトバーガバイン・ナタリア
4.古希のお祝い
     藤田 巖、清水 安孝、三橋 泰夫、笠川 重美、大江 規夫
以上(酒井 記)
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2.サイトさん講話 概要メモ
トピックス:
1.材料調達が不明な為、12月末までの出荷予定が立てられない
2.ロシア。実質、55歳以下が招集あり。国から人が消えている。
3.アメリカの法律に伴い、中国で販売できる範囲が限定される。
4.水素に移行。後程説明。
◎決算概要(連結)
2019年、自動車は黒字だったが、2021年は赤字に落ち込んだ。自動車の変革が必要になっている。HORIBAにとって、初めて直面する状況。
連結売上は、出荷ベースでなく、検収ベースとなるため、12月売上が読みにくくなっている。
環境、科学は、半導体セグメントから売上を計上している。半導体市場に大きく依存する状態。
◎今後の施策
ナカム CTO(Chief Technology officer) を中心に、クロスセグメントを推進。ナカムは、直近まではHE社長を歴任
3つのフィールド:Energy & Environment, Bio & Healthcare, Material & Semiconductor
〇自動車再編
*SLM(既存のEMS) HORIBAは燃焼計測はやめない。
*Mobility Solution Business(HORIBA MIRA@イギリス) 自動車を作ったことがない企業が自動車を製造することをコンサルティングを行う。
*Alternative Energy Conversion(HORIBA FuelCon@ドイツ) 今までの燃焼に変わる水素、バッテリー、燃料電池関連の計測。
〇カーボンニュートラルへの貢献
MEXA, MFCが危険な状況を乗り越えた様に、水素対応にリソースを集中。
原子力はクリーンエネルギーに定義された。電気と温度を使って水素を使うことにフランスは突っ走っており、そこにHORIBAも参加している。
〇ヘルスケアビジネスの展開
バイオの生産システムは10倍大きくなるだろうと言われている。また、ファウンドリーは、凄い大きなビジネスになろうとしている。
薬の開発はしないが、アメリカ・インド・日本のどこで生産しても、同じ品質で作り上げる。富士フィルム、旭硝子、タカラバイオが参入している。FDAに適合した、GMPを立ち上げ。製薬メーカーは開発するだけ。我々はここに注力する。
〇科学の利益のうち、半導体顧客より約8割の利益。OSS(Optical Smart Sensing)にてMFC以外の半導体を伸ばしていきたい。PDがHORIBA利益の中核。
〇ガス分析は、半導体クリーンルーム内のガスのコンタミが影響するためガス分析に利用。
また、除外装置のレベルが変わっている。
〇はやぶさ2資料分析に参画することができた。ブランドバリュー向上に貢献。
〇ホリさんの東京との連携案件が増加。東京大学が、E-Harborを一つの街の様に考える。
E-Harborには、セル0という水素分析にシフトしている。
〇欧州では、HFRのグレーティング工場を、ロンジュモーからRamanリールに再構築。
Leichlingenも新しい工場を建築。
〇America Renoは、60人の拠点で、最先端のMFC開発を実施。
◎事業の変化
HORIBAが変化する中で投資する先も変わってきている。特に3年間、事業構造の変化について 創業以来の状態から、変わるためにもがいている。MFCの半導体の利益を次世代に投資していく。
◎会社の課題
ホリさんは入社50年、サイトさんは入社40年。1月28日には、創立70周年記念式典を開催する。色々な模索をしている状態。
HORIBAにはチャンスがあるが、それをどのようにMEXAやMFCのようなビジネスに育てるか、次の時代にバトンを繋いでいくか、それが我々の課題である。
(以上 総務部メモ)

3.27期 年次総会 全体概要(2022/10/24月)
コロナ禍のため、2年ぶりの開催となりました。
今年は東京支部でのteamsによるオンライン参加を含め総勢50名の参加となりました。
内容は、
堀場テクノサービス見学ツアー
そのあと、総会を開催し、
物故者黙とう
26期活動報告・会計報告、会計監査報告
27期の活動計画・予算案・組織案
があり、それぞれ拍手で承認されました。
新入会員紹介、古希お祝い金贈呈
堀場の現状報告として、代表取締役副会長兼グループCOO 齊藤壽一様が行われました。
その後、懇親会をおこない、
代表取締役会長兼グループCEO 堀場厚様によるスピーチが行われ、
久々に会った人たちの歓談が行われ、盛況のうちにお開きとなりました。
三橋(記)

4.東京地区でteamsで参加して
2022年10月24日(月曜日)、堀場製作所OB会第27期年次総会が開催されました。
今回からTeamsによるWeb参加が可能になり、東京支部メンバーにも案内し、6名参加いたしました。
佐藤さん、ナタリアさんはご自宅から、林さんは横浜SSから、横山さん、横浜さん、石川はTSOから参加いたしました。
TSOでは、2FプレミアムホールBを会場として、総務部東京支店 支店管理中島さん、足立さんのご協力をいただきました。
当日急遽TSOに来られるOB会メンバーの方もいらっしゃるかと思い、会場までの案内表示も行いましたが、残念ながら当日ご参加メンバーはいらっしゃいませんでした。
14時から接続し、途中一部音声が途絶える事が短時間発生しましたが、ほぼ問題なく総会を聴講できました。
IT技術を活用しビジネスを変革させる、そのような概念をDX(ディジタルトランスフォーメーション)といいますが、決して新しい概念ではありません。
新型コロナウイルスの蔓延により、日本ではDXの導入が加速されました。
会議も3密となる人が集まる事を避けて、Webによる会議が浸透しました。
そのため、日本中、いや世界のどこにいても時間が合えばWebで集まり会議をすることが可能となりました。
現在社内でもWeb会議は当たり前となっております。
今回このDXを活用したWeb会議での年次総会は、時代の流れに乗った(いまさらという意見もありますが)試みでした。
 第3部の株式会社堀場製作所代表取締役副会長兼グループCOOの齊藤壽一様の会社近況報告では、ここ数年の堀場製作所の大きな変化、今後の進んでいく方向を、とても熱く語っていただきました。
報告書を読むだけでは伝わらない熱い思いを感じる事が出来ました。
 DXを活用したWebでの年次総会ですが、一つ大きな欠点があります。
それは第4部の懇親会に参加できないという事です。
Web飲み会が開催される事もありますが、やはりフェースtoフェースにはかないません。
今回は残念ながら京都地区の懇親会には参加できませんでしたが、TSOでの参加メンバー3名で懇親会を開催いたしました。
御茶ノ水駅近くの居酒屋へ行き、クラフトビール、プレミアムモルツ、日本酒(じょっぱり)を堪能しました。
OB会東京支部の活動の活発化、新たに発足した東京カルチャークラブの活動計画などを話題として、お酒を飲みながら語り合いました。
今回は初めてのWebでの総会という試みでもあり、ほぼ一方通行の総会になりましたが、双方向での会話も可能なため、今後は意見交換も行える総会にできたらと感じました。
また、ITの取り扱いに不慣れなOBの方にもご参加いただけるように、Teamsの接続の講習(事前接続テストなど)も行う必要性を感じました。
東京支部では、多くの東京支部メンバーに参加いただける企画を計画、実行していこうと考えております。
今後ともご支援をよろしくお願いいたします。
石川(記)
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第23期総会概要

第23期 総会は10月15日(月)13時より講堂にて以下の次第で開催されました。

◎次第

■ 第1部   13:00~14:00   講   演 「地球温暖化と今年の気象」 

            大阪管区気象台防災部地球環境・海洋課

            地球温暖化情報官         楠田 雅紀 様 

■ 第2部   14:10~14:50   総   会

■ 第3部   15:00~15:45   講   話 「会社近況報告」

                    代表取締役副会長兼グループCOO 齊藤 壽一 殿 

                            ≪ 写真撮影 ≫

■ 第4部   16:00~17:00   懇親会    4号3F 

代表取締役会長兼グループCEO 堀場 厚 殿

◎総会の要約

1.第22期 活動報告

  ■新入会員を増やす活動

  ★今年から、60歳定年退職者説明会での改革

   ①退職者は全員参加を前提とする。

   ②説明会で、入会申込書を記入し、入会した方

     初年度の年会費はゼロにさせて頂きます。

   ③結果として、8月24日には、17名中15名が入会されました。

       ④第22期中の入会者数は15名+6名、計21名

      皆様のご協力に感謝します!(会員数212名)

2.第23期 活動計画

  ■運営方針 :キャリアーを活かして社会貢献を強化(継続)

      ◆ 堀場グループ各社のOB会の実現に注力

  ■定例行事:

 ・懇親会・・・・・・・年2回4月20日・9月14日を予定

  • レジャー例会・・・・2~3回11月15日、6月21日を予定
  •    一泊研修旅行・・・・2月8-9日を予定
  • HORIBAファーム・・・・・ブルーベリー摘み、綿花摘み等
  • キャリア・ボランティア部会(=HOVC)

        ◆生き方探求館への京モノレンジャー活動

        ◎「世界に一つの温度計」に次ぐ「新テーマ」への挑戦 

  ■会則改正の件

    ◆堀場製作所OB会会則改正案

           A.グループ会社のOB会発足に向けて

             ①グループ会社OB会(HORIBA STEC)の結成サポート

                ※ 2018年1月発足済

             ②HTS:堀場製作所OB会に個人として参加を希望

                ※ 会社補助金の分担についての協議が必要

             ③HAT:来年早々に設立準備総会を予定。

             ④グループOB会間の交流、イベント共同開催等の規則追加等

          B.昨年、入会金をゼロにする事を提案し、承認頂いた。

      退職者説明会での初年度年会費免除について、事後承認となりますが会則に反映し、変更させて頂きます。

    C. 永年会費制度の検討

  ■クラブ活動

   ◆芸術分野のクラブの発足を!サポートします。

    どなたか、イニシアティブを発揮してください。

   ◆活動の活性化を図る為、補助金を増額

  ■HORIBA Farm に積極的参加

       ◆年間予定を明示してもらう。

       ◆ブルーベリー、綿花の採集活動等へも参加を。

   ◆OB会の開催日以外にも、個人での参加も可能に。

    (HOCOM:西村さんに必ず事前に連絡する事)

  ■東京支部との交流の活性化

  ■一般会務

   ◆ 会員の増加に向けた努力する

    ☆女性会員の増加

   ◆ 各行事への会員の参加人数を増加

   ◆ 会報とホームページの積極的投稿

         ☆投稿者には、図書券進呈

   ◆ グループ各社OB会結成への支援 

   ◆ 定例会社連絡会議の継続的開催

   ◆ 幹事の世代交代の準備

  ■ 幹事体制

   ◆会員数   平成30年10月1日現在   212名

   ◆代表幹事   酒井 俊英

   ◆副代表   船越 健    

   ◆幹事    伊藤 哲(会計)、小川 柾幸、

          尾崎 克好(東京)、笠川 重美、

          沢本 昌順(副会計)、中村 十規人、

          三橋 泰夫 、森山 晶成(アイウエオ順)     

   ◆会計監査  湯浅 一郎、 中井 眞啓(堀場製作所)

4.承認事項

  第22期会計・監査報告

  第23期予算計画・活動方針

  第23期幹事体制等について出席者の承認を受けた。

5.新入会員の紹介

6.古稀の方々へお祝金

以上

第22期年次総会 社長講演(抄録)(2017/10/26木)

 

堀場製作所OB会第22期年年次総会 堀場会長兼社長 スピーチ抄録
2017年10月26日(木)15:00~15:45

年次総会の開催おめでとうございます。
さて、新聞発表や先ほどご紹介もありましたが、来年2018年1月1日に、HORは、社長を交代し足立正之社長の下で新しい体制となります。私自身は、会長としてグループ全体のCEOとなり、現副社長の齊藤氏は副会長としてグループ全体のCOOでグループ経営を見ていくことになります。
半導体市場等が急拡大成長していく中で、競争の原理を働かせ、足立新社長にはグループ会社の1社として経営を任せ、手腕を発揮していただくことになります。従業員の7割が外国人、売上の6割以上が海外を占めている中、実行部隊の責任を明確にし、ガバナンスを含めてきっちりと対応していきたいと考えています。
自分が社長に就任した1993年の業績として売上は350億円、現在は、1,800億円と5倍以上に拡大しています。リレー競争と同様に最もスピードが上がっているときにバトンタッチしたい、というのが私の思いです。社長になって、25年、期間的に4半世紀が一区切りとなります。

さて、2017年1月から最近までの会社トピックスを写真で紹介していきます。
1月は、HORの創業製品であるpHメーターを含め、液体計測事業をHATに集約し、スタートさせました。従業員250名を超える体制で、売上200億円を目指しています。この結果、利益の良いPH等の製品群がなくなって、HOR科学の部隊がこれから自力で戦わなければなりません。
また、皆さんの馴染みのある2,3,8号館の解体式を挙行いたしました。
2月には、STEC阿蘇工場拡張のための起工式を行いました。
また、経済産業省から健康経営優良法人として認定していただきました。業績を上げながら、社員の健康にも配慮する活動を地道に継続している結果を評価していただいたものと思います。
5月には、HKの新社屋が完成し、起工式を行いました。韓国市場は、現代、サムソンなど非常に大切な市場です。SKLも新工場で稼働を開始しています。韓国でのオペレーションは一体化していますが、特に、SKLは半導体分野で大きく貢献しています。
また、同じく5月には、E-HARBOR竣工1周年イベントが開催され、大津に移ったホリバリアンがシンボルマークを人文字で表現してくれています。工場見学者は1年足らずで5,000人に上り吉祥院の見学者をはるかに超えてきています。見学者は、ユーザーのVIPクラスが多く、淀みのない生産ストリーム、協力会社との関係など注目されています。投資を決意した5年前は1US$=89円と円高でしたが、現在は115円と円安になっています。どのタイミングで投資を決定するか、ユーザーに対する供給力を増強させたことにより追加発注を頂くなど好転しています。経営は、タイミングの良さが非常に重要になっています。また、単なるサプライヤーから重要なパートナーとしての立場となり、ユーザーにとって重要な役割を発揮するようになりました。単に製品性能や価格面だけではなく、事業のオペレーションそのものを評価されるようになってきました。
7月は、グループ洛楽会としてフランス・イギリスの研修旅行を実施し、現地の独自のビジネスやマネジメントの状況などを見学していただいた。5年に一度は海外で研修旅行を行い、共同体としての認識をさらに深めていただいています。
同じく7月にイギリスMIRA社で新しく試験センターを開設しました。EU離脱問題で揺れるイギリスだが、投資を継続しています。買収後に40億円近くを投資し、買収額の160億円と合わせると総額200億円の投資となっています。MIRA社は、自動運転技術やバッテリーチェックなど自動車関連の幅広い技術を持っています。排ガスやセキュリティ技術などを追加してトータルビジネスとして展開しています。ジョージ社長とは10年前買収したドイツのシェンク社の元幹部で、個人的信頼関係も厚い。
8月には、MEXA-7000の最終出荷式を感謝の念を以て感慨深く行いました。
9月にはテキサス・ヒューストンは大きな洪水がありましたが、我々の環境計測事業の新工場は幸いにも被害はありませんでした。ラッキーでした。ブラジル子会社では同月に20周年の式典を行いました。ブラジル レアルの為替の問題はありますが、旅客機を作れる技術など非常にポテンシャルのある国と考えています。
HTW(台湾)の移転セレモニーも開催しました。STECを中心に半導体市場向けなど好調です。台湾では製品のセグメント別に都合の良い販売チャンネルをバラバラと作ってきましたが、今後はHTWを中心にうまく機能するように改革していきます。E-HARBOR移転により技術の遷宮を行うことによって、技術の継続性や積み上げが大切なことが認識され、大きな会社のテーマに定着してきたことが非常に良かったと考えています。
最近は技術の潮目が変わってきて、技術開発のスピードが一段と速くなり、それとともにグローバル市場に迅速に対応していくことが何をおいても必要と考えています。会議などで意思決定する方式から即断即決をしていくシリコンバレーのタイプに移行しないと大きく差が出てきます。ここ2,3年で変革できるかが事業の勝負であると考えています。
最後に、社外の会議で、次のように声を掛けられ、たいへんにうれしく思いましたので報告しておきます。
「堀場製作所OB会の方々が鴨川クリーン活動にボランティアで貢献されています。素晴らしい会社ですね」と。これからもお元気でOBとして社会貢献をよろしくお願いします。(抄録)

堀場社長1

第21期OB会年次総会(2016年11月8日) 於:びわこE-HARBOR

平成28年11月8日(火)午後1時より堀場製作所OB会第21期総会が行われました。今年度はOB会創立満20周年の記念すべき年度であり、今年5月23日に竣工を迎え、技術の遷宮として動き出した「びわこE-HARBOR」に場所を移して開催されました。はじめに、遠くカナダのトロントで7月に病気の為亡くなられた、一木 武俊さんに黙祷を捧げました。
◆第1部は、OB会の第20期の活動報告、並びに会計決算報告が行われ、会員の承認を戴き、続いて、第21期の活動計画、予算計画を説明し、会員の承認を戴きました。
 第21期の活動方針は第20期同様に「キャリアを活かして社会貢献を強化」です。           ◇OB会の規定類の中に、慶弔規定が有りますが、その文面によると、古稀の祝の他に
喜寿、米寿、卒寿。白寿等もお祝い金を出すと記されています。実際に今まで古稀以外にお祝を出した先例も無く、OB会の長寿高齢化を考えると、大きな費用負担になることが予想されます。そのため、実質の運用で古稀だけになっている現状に合わせた規定に改定することを提案し、承認を受けました。
 ■新入会員の紹介では、当日出席された早田善孝さんをはじめ、鵜崎一誠さん、岡田義明さん、東京支部に 板垣久美子さん、川野(旧姓:石川)佳子さん、程野(旧姓:横江)知子さんの6名が20期中に加入されました。また、10月以降、第21期が始まったばかりですが、総会に出席された野田容朗さんの他、分部(旧姓:浮村)妙子さん、梶並純一郎さんの3名が参加されました。
 ■また、第20期中に古稀を迎えられたのは、青野国子さん、永田真寿夫さん、船越 健さん、山田 毅さん、須崎琢而さん、青海 隆さんの6人が、古稀のお祝を受けられました。
◆第21期の会員数は10月1日現在、191名となりました。
今期の幹事体制の変更は、中村正博氏が業務多忙のため、退任されることになりました。そのため、幹事体制は以下となります。
代表幹事   酒井 俊英
副代表幹事  船越 健
幹事     伊藤 哲(会計担当)、谷口 義晴(東京支部)
       小川 柾幸、中村 十規人、三橋 泰夫、森山 晶成
会計監査   湯浅 一郎、中井 眞啓(堀場製作所)                          

第2部は、年次総会を終えて、びわこE-HARBORの見学です。
4つのグループに分かれて、約1時間の見学が行われました。琵琶湖に停泊する大型船のイメージでデザインされて、多くの思いと工夫に満ちた、従来の工場の概念を超えた、従業員のやる気とパフォーマンスを引き出す未来のプラットホームと言えます。
第3部は、堀場会長兼社長の講話「会社近況報告」が行われました。これについては次項をご覧ください。

r_dsc00398                               その後、全員の集合写真を階段に移動して撮影しました。                        続いて、第4部は懇親会となりました。 同じ9階の食堂の一部で堀場会長兼社長以下、堀場製作所の幹部の方々にも参加頂き、中村十規人さんの司会で始まり、内山正克氏の乾杯の音頭と共に、交流の輪が広がりました。
以下は、総会での全体写真と懇親会の写真です。                   (酒井 俊英 記)

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第20期年次総会

 2015年第20期総会は11月24日(火)に開催されました。今回は2015年7月14日(火)に逝去された元最高顧問・堀場雅夫殿の「お別れの会」が 9月9日に行われたり、OB会のスケジュールもいろいろ変更を加えながらのスケジュールとなり、堀場 厚社長のスケジュールとの調整の結果でありました。
 第19期中には、堀場雅夫殿を始めとして前代表幹事の川越 幹様、望月宣治様、南村義昭様、西田敏彦様の5名の方が亡くなられました。この5名の冥福をお祈りする黙祷をして総会は始まりました。
 9月9日のお別れの会に会場で放映されていましたビデオを映し、創業者の偉業を偲ぶ場となりました。その後、総会は始まり、第19期の活動報告、会計報 告、クラブ活動等を行なって、会計監査役の湯浅一郎氏から監査結果の報告がされ、総会での御承認を頂くことができました。続いて第20期の活動計画・会計 予算案が提示され、これらも総会での御承認を頂きました。第19期及び第20期に入会された新会員9名が紹介され、更に古稀になられた10名が紹介され、 代表して倉原政治さんがお祝金を受取られました。
 この後、休息の後、代表取締役社長 堀場 厚殿からの「会社の近況」と題して御講演を頂きました。
御講演の後、恒例の全員の集合写真を撮って、懇親会に移りました。懇親会は、久しぶりに参加された方も多く、社長を始め、多くの会社幹部の方々にも参加い ただき、昔話や、現在の話題に話が盛り上がり、大盛況の中、恒例の船越副代表と石田副社長の手打ちで中締めとなりました。お疲れ様でした。

  → 第20期年次総会 活動報告(PDF) 

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