第28期年次総会(2023/11/13月)

1.第28期堀場製作所OB会総会概要
第28期総会が11月13日(月)、午後1時から開催されました。
第1部は、元京都市動物園飼育係の高橋 鉄雄様による講演「飼育係こぼれ話」で始まりました。
以下、第2部の要旨
1.第27期 活動報告
 (1)ボランティア活動の維持・継続
  ① 京都マラソンの交通整理 実施(2月19日)
  ② 桂川流域クリーン大作戦 実施(2月26日)
  ③ 鴨川茶店 実施(4月8日 & 9日)
  ④ 鴨川納涼      (京都府職員のみで実施)
  ⑤ 鴨川クリーンハイク 実施(4月29日、6月4日& 9月3日)
  ⑥ 祇園祭ごみゼロ大作戦 実施(7月15日【宵々山】) 
 (2)キャリア活動(HOVC)の継続
  ①生き方探求館・工作授業支援活動
   実施(5月12日、6月9日、9月15日、10月5日)
 (3) 恒例行事
  ① 春の懇親会・・・・ 4月22日 がんこ高瀬川
  ② レジャー例会・・・ 6月17日 高槻・今城塚古墳
  ③ 9月8日 サントリービール工場見学
  ④ HORIBAファーム・・ 今期はOB会主催では実施せず
  ⑤ 一泊研修旅行・・ 3月18日~19日 山代温泉、古都金沢
  ⑥ 秋の懇親会・・・・ 9月16日 がんこ高瀬川
 (4)行事の参加者数の増加に注力
  ◎秋の懇親会の参加者は 38 名
  ◎総会(堀場製作所総務部様の御厚意により、今年度も、テレビ会議システムにより、
   東京支部等のリモートでの参加が可能になりました。)
   皆様のご協力に感謝します!!!
 (5)新入会員を増やす活動
 ★今期も、定年退職者説明会での勧誘
  ①退職者は全員参加を前提とする。
  ②説明会で、入会申込書を記入し、入会した方は
   初年度の年会費はゼロにさせて頂きます。
  ③結果として、第27期中の入会者数は 計12名
   皆様のご協力に感謝します!(会員数285名)
   定年年齢の変更(60歳から65歳へ)5年間で延長
 (6)第27期 クラブ活動報告
 クラブ名    部長    概要
 ①山遊会    下川氏   山行4回実施、創部15周年記念長野霧ヶ峰へ
 ②釣り     調子氏   例会釣行 舞鶴方面7回実施
 ③フォトクラブ 笠川氏   実施なし 
 ④グランドゴルフ森山氏   実施なし
 ⑤囲碁  中村(正)氏   例会囲碁2回、総会 日本棋院主催京都囲碁大会参加
 ⑥TCC     石川氏   国立科学博物館_岩淵水門_荒川放水路を見学2回実施
               (TCC:東京カルチャークラブの略称)     
 ⑦ゴルフ    三好氏   12回OB会25周年記念コンペ、他13回定例コンペ実施
 ⑧ボウリング  毛利氏   月例会12回 毎月熱心に実施し報告も。貢献大
 ⑨カラオケ   小川氏   月例会6回実施、OB会25周年記念大会実施
2.第28期 活動計画案
 (1)運営方針 :キャリアーを活かして社会貢献を強化(継続)
  ◆ 堀場グループ各社のOB会の交流に
 (2)定例行事:
  ①懇親会・・・・・・・・・・年2回を予定
  ②レジャー例会・・・・・1回目6月22日を予定
  ③一泊研修旅行・・・・3月17-18日を予定
  ④HORIBAファーム・・・・・ブルーベリー摘み、綿花摘み等
  ⑤キャリア・ボランティア部会(=HOVC)
   ◆生き方探求館への京モノレンジャー活動
  ①「世界に一つの温度計」に次ぐ「新テーマ」への挑戦(今年も続く!)
 (3)クラブ活動
   ①芸術分野のクラブの発足を!サポートします。
      どなたか、イニシアティブを発揮してください。
   ②活動の活性化を図る。
 (4)HOCOM行事に積極的参加。
    ◆新規企画について、対応を。
 (5)東京支部との交流の活性化。
 (6)グループOB会との連携の実施。
 (7)一般会務
  ① 幹事に女性と65歳以下の男性を加えて、
      活動の幅を広げ、世代交代の準備。
  ② 会員の増加に向けて努力する。
     ☆女性会員の増加。
  ③ 各行事への会員の参加人数を増加。
  ④ 会報とホームページの積極的運用。
     ☆投稿者には、QUOカード等の検討。
  ⑤ グループ各社OB会との交流・連携。 
  ⑥ 定例会社連絡会議の継続的開催。
 (8)第28期 クラブ活動計画案
 クラブ名 部長  会員数   概 要
 ①山遊会    下川氏 11名 山行5回、定期総会計画
 ②釣り     調子氏  7名 春/秋各月1-2回沖釣り会を実施年間6-7回実施予定
 ③フォトクラブ 笠川氏  5名 撮影会、作品展、レジャー会参加等計画
 ④グランドゴルフ森山氏  7名 休会 活動場所、参加者等条件が整はず。
 ⑤囲碁     中村正氏 6名 例会囲碁2回、総会、 囲碁大会出場計画
 ⑥TCC     石川氏  6名 美術館等特別展、首都圏外郭水路等計画
 ⑦ゴルフ    三好氏 30名 2回実施 14回、15回例会
 ⑧ボウリング  毛利氏 15名 月例会12回+未定
 ⑨カラオケ   小川氏 17名 6回月例会計画 女性参加者募集
 (9)第28期 会員・幹事体制
 ◆会員数   令和5年10月1日現在   285名
 ◆代表幹事  酒井 俊英
 ◆副代表幹事 小川 柾幸、岡田 知二(KSVU事務局長)  
 ◆幹事    石川 達夫(東京支部長), 笠川 重美,
        沢本 昌順,中井 和美, 平野 彰弘(会計),
        三橋 泰夫, 横浜 正樹(東京会計) (アイウエオ順) 
 ◆会計監査  湯浅 一郎, 和田 晃一(堀場製作所)
 ◆退任    森山 晶成,伊藤 哲 
以上の第27活動報告、同会計監査結果、第28期活動計画・予算案等が承認された。
3.第27期中に入会された方々
 三輪 清和、大石 誠、 ナバトバーガーバイン・ナタリア、櫻木 史郎、中川 賢亮、加藤 保英、
 松村 年將、米田 有利、岩本 弘和、李 虎、 水田 雅夫、山尾 泰生
4.第27期中に古稀を迎えられた方々
 右近 寿一郎、松本 浩一、衣斐 寛之、米田 篤司、鈴木 修、松尾 俊一、高松 修司、
 山口 道弘
以上(酒井 記)


2.株式会社堀場製作所 代表取締役副会長兼グループCOO 齊藤壽一 講

1.HORIBAグループ状況報告
全体として、
・半導体がスローダウン。
・海外ドルベースでの業績は、それほど下がっていない。
・自動車がどうなのか、なかなか見通せない。
・電動化がすすみ、排ガスを中心とする投資がなくなってきた。
・EUにてEURO7という排ガス規制が来るはずが、厳しすぎるということで、自動車メーカーの
投資意欲が急にさめてきた。
・したがって、自動車事業が混とんとしてきた。
・EV電気自動車関連の投資は電池が盛んだが、EVが一巡した感がある。
・堀場の売上は、初めて第3四半期におきまして2000億円を越えた。
2.2023年12月上期決算概要
2-1.2023年12月上期の振り返り
・半導体市場がなかなか戻って来ない。
・半導体の市場にはCPU・ロジック、メモリパワー半導体がある。
・エステックが伸びたのは、NANDフラッシュ、フラッシュメモリの需要に支えられたため
 今は、NANDフラッシュが頭打ち、代わって指紋認証用途などの半導体が好調。
・新しいエネルギーとして、水素、アンモニアに関心がある。
・水素を作るというビジネスが盛ん(水電解装置)。
・ライフサイエンスでは、DNAの解析が進み、堀場の使われる技術も増えてきた。
・堀場では、5つのセグメントで行ってきたが、次の中長期計画では3つフィールドとする。
 ・エナジーとエンバイロメント(Energy & Environment)。
 ・メディカルとライフサイエンス(Bio & Healthcare)。
 ・半導体とマテリアル(Material & Semiconductor)。
2-2.2023年12月上期連結実績
上期実績売上高1311億円、経常利益181億、過去最高。
・ホリバマイラの一部事業の売却。
 売却先は、イタリアのイベコディフェンスビークル(Iveco Defense Vehicles)。経常利益を大きく押し上げた。
3.2023年12月期上期連結実績(セグメント別)
・自動車:赤字状態である
 その中でもMEXAは高い利益率確保している。過去には、ピーク時には400台だが現在は
150台。MEXA-9000のピーク120台であったので、過去に戻った感がある。
 新規事業の水素、オートメーション、ドイツのメカトロが足を引っ張っている。
・医用:過去には、10年前、20年前は非常に利益率が高かった。血球カウンタは中国との価格
 競争の時代になってきた。
・半導体:分光器の市場が縮小。
・科学:利益率低下。
4.2023年12期上期連結実績 (B/S,CF)
 B/Sは資産が非常にふくらんできた。現金をもちすぎと投資家から言われている。
 ここ10年間、半導体の利益は大きかったが、次の投資に回せなかった。
5.HORIBAから見た市場環度の想定
・全体:自動車は排ガス規制が遅れるので厳しい。新しいエネルギーの部分は良好。
・環境:ENDAは事業からみんなが撤退し、残り利益に預かった。今後何を柱にするかを考えて
いかなければない。
6.2023年12月期連結業績予想
 今年(2023年)で終わる中長期計画、目標、売上3000億、営業利益400億、に対し、
 売上2840億円、営業利益430億円と目標達成した。
7.2023年12月期連結業績予想(セグメント別)
・自動車は何とかして、黒字に持ってくるのが精いっぱい。半導体頼りがなかなか脱せない。
 堀場の株はPBR(1株当たり純資産) 1.2ぐらい。われわれは株価が低いというのが投資家から
評価。低いからこそ、株価が上がる可能性がある。株価は2万円ぐらい適正な価格なのでは。
 それに対していろいろな課題の取り組み。
・自動車の落ち込み、
・医用の課題、
8.セグメント別詳細説明
8-1.2023年上期実績/通期予想、自動車
 排ガスの客層が、自動車メーカーから、サプライヤー(例えばデンソーなど)へ移行。
 排ガス市場のメインが、西ヨーロッパ、北米、日本から東南アジア、東ヨーロッパ、南米に
移行。西ヨーロッパ、ドイツ、フランスなどは、最新のEVの研究をする部門。
 中国は、新しいことをやりつつ、古い技術も踏襲する。
 電動化の課題としては大型への適用。この部分は燃料電池とか水素とかに移行と考えられる。
 排ガス規制に関しては、EURO7が遅れるだろうという予想
8-2.2023年上期実績/通期予想、環境
 環境は半導体の工場が使う特殊なガスが伸びている。発電所・工場から半導体工場にシフト。
 具体的には東京電力からサムソンなどにシフト。
8-3.2023年上期実績/通期予想、医用
 医用については、なかなか難しい状況。シーメンス向け血球装置が伸びているが、中国企業と
の競争になっている。
 堀場は血球以外に生化学に力を入れようとしている。生化学については他社のOEMとなる。
 試薬にて商売する。
8-4.2023年上期実績/通期予想、半導体
 半導体については、ロジック ○、パワーIC ○、DRAM ×→○、NAND ×
 この混在が半導体の状況。
 フラッシュメモリの技術が堀場を引っぱってきた技術だが、今後、堀場がどんな風なプレヤー
 になれるかが、今後のキーになる。
8-5.2023年上期実績/通期予想、科学
 ライフサイエンスにどう関与するかがキーとなる。
 対象は今まで研究室用だったが工場にどう技術を展開するか。
 半導体に関しては、2ナノプロセスにおいて絶縁材料がキーとなる。
 科学が先端材料、半導体業界、医用、製薬といろいろつながり、工場への進出がわれわれの
 アプローチ。
9.注力市場での取組を加速~MLMAP2023最終年
 3つのフィールド
 ① 「エナジー&エンバイロメント(Energy & Environment)」
 ② 「バイオ&ヘルスケア(Bio & Healthcare)」
 ③ 「マテリアルと半導体(Material & Semiconductor)」
 にて、来年からの中長期計画をすすめて行きたい。
9-1.<Energy & Environment> 水素ビジネスの展開
 Newエネルギーとして、水素に対し、どうアプローチするか。
9-2.<Energy & Environment> グローバル連携加速
 グループのオペレーションとして、ドイツのフューエルコンへの工場支援。
 燃料電池に関して、テストステーションのステランテスとの連携。
9-3.<Energy & Environment> Conventional Energy
 排ガスEURO7対応。
 水質において、ドイツのTOC計事業会社(Tocadero)の買収。UVのスペクトロメータの
 テシス(TETHYS)の買収。
9-4.<Energy & Environment> 水質計測システムの技術力、ラインアップ強化
 科学の技術のpH、電極、導電率から、新しいものを創り出す水質分野の強化。
9-5.<Bio & Healthcare> 医用機器 新総合保守サービス支援
 バイオ、ヘルスケアについては、フクダさんとで、堀場 Mediside Linkageの推進。
9-6.<Bio & Healthcare> 医用機器 血液分析装置の試薬チップ生産増強
 ロームからの微量血液検査装置「バナリスト」の移転。
9-7.<Materials & Semiconductor> 高品質な連続生産実績に貢献
 ONLINE薄膜計測器の開発。
9-8.<Materials & Semiconductor>半導体分野への積極的投資
 PD装置の拡大。インドでマスフローの生産の立上げ(人工ダイヤモンド業界)。
10.学術、政府連携で次世代のエコシステム創出をリード
 今年、齊藤氏はJEMIMA の会長、足立氏はJAIMAの会長を務める。
11.産業プロセスモニタリング技術を強化
 Process Instruments Inc を買収。
12.半導体事業の研究開発拠点を増設
 福知山のホリバエステックの拡張。
13.株主還元政策
 今年の配当は255円を260円に増配。堀場グループ内にはたくさんの技術がある。
14.質疑応答
14-1.堀場中国における産業界、政府での評価は、
 中国は当初工場機能として、MEXAフィルタ、SLFAセルなど、日本向けのための生産を
 行っていたが、今後は、ホリバチャイナでは、中国市場のためにオペレーションをする。
 開発機能も増やし、中国製品を中国で開発していく。
                                     以上

3.28期 年次総会 全体
今年も東京支部でのteamsによるオンラインを行いました。
本社47名、東京9名の参加となりました。
総会では、
物故者黙とう
27期活動報告・会計報告、会計監査報告
28期の活動計画・予算案・組織案
があり、それぞれ拍手で承認されました。
新入会員紹介、古希お祝い金贈呈
堀場の現状報告として、代表取締役副会長兼グループCOO 齊藤壽一様が話されました。
その後、懇親会をおこない、
代表取締役会長兼グループCEO 堀場厚様によるスピーチが行われ、
盛況のうちにお開きとなりました。
三橋(記)

4.第28期年次総会 東京支部報告
堀場製作所OB会 第28期年次総会は、昨年に引き続きTeamsによるリモート参加が可能となり、東京支部メンバー9名が参加しました。
TSOには、龍さん、大道寺さん、新井さん、佐藤さん、横山さん、大石さん、加藤さん、石川が集まり、総務部支店アドミチームのご協力をいただき、プレミアムホールBで参加、
横浜さんはご都合によりご自宅から参加されました。
リモート参加は、京都まで移動の時間が必要なく、交通費等の経済的負担もなく、リアルタイムで、京都で聴講されている方と全く同様に東京でも聴講できるメリットが多い方式です。
画面を通して発表者の表情も確認できますので、対面方式にはかないませんが、それでも多くの情報が伝わってきます。
今回も前回同様発表者の思いまで感じ取ることができました。
久しぶりにTSOへお越しいただいたメンバーの皆様は、休憩時間に現役社員との交流も行うことができ、現役社員からは、“懐かしい方々にお会いできて楽しいひひと時でした“との感想もいただきました。
その点では、対面でのコミュニケーションの大切さも改めて認識しました。
 DXを活用したリモート会議でも、懇親会に京都で参加するのと同様な体験をすることは、まだできません。
そのため東京支部では年次総会終了後、6名で懇親会を開催いたしました。
お茶の水駅近くの居酒屋で、プレミアムモルツ・焼酎を、焼き鳥・鳥料理とともに堪能しました。
昔の思い出話に花が咲き、さらに第三部の代表取締役副会長兼グループCOO齊藤 壽一様の会社の近況報告をもとに、堀場製作所の将来に関しても、皆様熱い思いを語り合い、大いに盛り上がりました。
東京地区開催の規模はまだ小さいですが、メリットの多いリモートでの年次総会、素晴らしい対面でのコミュニケーションの取れる東京地区懇親会、次回は規模を大きくしていきたいと思います。
今回残念ながらご参加されなかった東京支部のメンバーの皆様も、次回はTSOでの開催にご参加いただけますと幸いです。
(石川達夫 記)
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第27期年次総会(2022/10/24月)

1.第27期堀場製作所OB会総会概要
1.第26期活動報告
 (1)ボランティア活動
  ①桂川クリーン大作戦  中止
  ②京都マラソン交通整理 中止
  ③鴨川茶店       実施(4月9日、10日)
  ④鴨川クリーンハイク  実施(6月5日、9月4日)
  ⑤鴨川納涼       実施(8月6日、7日)
  ⑥祇園祭ごみゼロ大作戦 実施(7月15日)
 (2)キャリア活動(HOVC)
  ①生き方探求館・工作授業支援活動 実施(6月16日、9月16日、10月5日)
 (3)恒例行事
  ①春の懇親会      4月16日 がんこ高瀬川
  ②レジャー例会     6月16日 神戸ATOA水族館
  ③HORIBAファーム   8月3日 ブルーベリー摘み
  ④一泊研修旅行     9月9日、10日
     トヨタ産業技術記念館、NSO新オフィス訪問、下呂温泉、高山市内散策
     東京支部との合同行事を実現(25周年記念)
  ⑤秋の懇親会      9月17日 がんこ高瀬川
 (4)活動全般
  ①行事参加者の増加に注力
   ◎秋の懇親会の参加者 33名
   ◎総会の参加者    43名(+オンライン参加者5名)
  ②新入会員を増やす活動
   60歳定年退職者説明会での入会促進。26期中では22名が参加。
   27期に入会された3名を加えて、284名(10月1日現在)
 (5)クラブ活動
   ○山遊会   例会山行:3回、総会1回
   ○釣りクラブ  例会釣行7回 船釣り
   ○フォトクラブ   今期は活動無し
   ○グランドゴルフ 今期は活動無し
   ○東京ゴルフ  今期は活動無し 
   ○京都ゴルフ  今期は活動無し
   ○ボウリングクラブ 12回 実施
   ○カラオケクラブ  5回 実施
   〇囲碁クラブ 例会&総会 1回実施
(6)会計監査結果報告及びその承認を受けた。
2.第27期活動計画
 (1)運営方針 :キャリアーを活かして社会貢献を強化(継続)
   ☆堀場グループ各社のOB会の交流を
 (2) 定例行事:
  〇 懇親会・・・・・・・年2回4月22日・9月16日を予定
  〇 レジャー例会・・・・1回目 6月16日を予定
  〇 一泊研修旅行・・・・2月17-18日を予定
  〇 HORIBAファーム・・・ブルーベリー摘み、綿花摘み等
  〇 キャリア・ボランティア部会(=HOVC)
  ☆ 生き方探求館への京モノレンジャー活動
   〇 「世界に一つの温度計」に次ぐ「新テーマ」へ
 (3) クラブ活動
  ○ 山遊会 例会山行 5回、総会1回 創部15周年記念山行き
  ○ 釣りクラブ 春~秋 各月1~2回 沖釣り会を実施
  ○ フォトクラブ 撮影会、レジャー会に参加、懇談会
  ○ グランドゴルフ 年 4回 大会実施 25周年記念大会計画
  ○ 東京カルチャークラブ(TCC) 新規設立 関東の文化を楽しむ活動
     (東京ゴルフクラブは廃止)  展示会・博物館等の参加・見学 
  ○ 京都ゴルフ  年2回の開催、25周年記念コンペを計画
  ○ ボウリングクラブ 月例会12回 実施、25周年記念大会計画
  ○ カラオケクラブ 年6回 実施、記念大会を目論む
  〇 囲碁クラブ  例会囲碁、宝酒造杯、定例総会計画
芸術分野のクラブの発足を!
活動の活性化!
 (4) 一般会務
  〇 幹事に女性と65歳以下の男性を加えて、
      活動の幅を広げ、世代交代の準備。
  〇 会員の増加に向けて努力する。
   ☆ 女性会員の増加。
  〇 各行事への会員の参加人数を増加。
  〇 会報とホームページの積極的運用。
   ☆ 投稿者には、QUOカード等の検討。
  〇 グループ各社OB会との交流・連携。 
  〇 定例会社連絡会議の継続的開催。
  〇 HOCOM行事に積極的参加。
    ☆ 新規企画について、対応を。
  〇 東京支部との交流の活性化。
  〇グループOB会との連携の実施
 (5) 幹事体制
   代表幹事   酒井 俊英
   副代表幹事  小川 柾幸
   幹事     伊藤 哲、石川 達夫(東京)、岡田 知二、笠川 重美、
          沢本 昌順、中井 和美、平野 彰弘(会計)、三橋 泰夫、
          森山 晶成、横浜 正樹(東京会計) 
   会計監査   湯浅 一朗、和田 晃一(堀場製作所)
 (6) 承認を受けた。
3.新入会員紹介
   第26期中の入会者
     山口 道弘、  近藤 薫、  小鑓 治、  室賀 裕一、河野 猛、
     青山 剛士、  櫻田 京子、清水 直仁、谷口 弘志、
     長谷川 良晴、福島 宏和、保田 芳輝、山村 充、
     吉岡 誠一郎、上野 直司、藤山 志伸、池田 文彦、岸 宏行、
     木嶋 武史、  中濱 徳夫、速水 雅明、湯原 義公
   第27期の入会者
     三輪 清和、大石 誠、ナバトバーガバイン・ナタリア
4.古希のお祝い
     藤田 巖、清水 安孝、三橋 泰夫、笠川 重美、大江 規夫
以上(酒井 記)
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2.サイトさん講話 概要メモ
トピックス:
1.材料調達が不明な為、12月末までの出荷予定が立てられない
2.ロシア。実質、55歳以下が招集あり。国から人が消えている。
3.アメリカの法律に伴い、中国で販売できる範囲が限定される。
4.水素に移行。後程説明。
◎決算概要(連結)
2019年、自動車は黒字だったが、2021年は赤字に落ち込んだ。自動車の変革が必要になっている。HORIBAにとって、初めて直面する状況。
連結売上は、出荷ベースでなく、検収ベースとなるため、12月売上が読みにくくなっている。
環境、科学は、半導体セグメントから売上を計上している。半導体市場に大きく依存する状態。
◎今後の施策
ナカム CTO(Chief Technology officer) を中心に、クロスセグメントを推進。ナカムは、直近まではHE社長を歴任
3つのフィールド:Energy & Environment, Bio & Healthcare, Material & Semiconductor
〇自動車再編
*SLM(既存のEMS) HORIBAは燃焼計測はやめない。
*Mobility Solution Business(HORIBA MIRA@イギリス) 自動車を作ったことがない企業が自動車を製造することをコンサルティングを行う。
*Alternative Energy Conversion(HORIBA FuelCon@ドイツ) 今までの燃焼に変わる水素、バッテリー、燃料電池関連の計測。
〇カーボンニュートラルへの貢献
MEXA, MFCが危険な状況を乗り越えた様に、水素対応にリソースを集中。
原子力はクリーンエネルギーに定義された。電気と温度を使って水素を使うことにフランスは突っ走っており、そこにHORIBAも参加している。
〇ヘルスケアビジネスの展開
バイオの生産システムは10倍大きくなるだろうと言われている。また、ファウンドリーは、凄い大きなビジネスになろうとしている。
薬の開発はしないが、アメリカ・インド・日本のどこで生産しても、同じ品質で作り上げる。富士フィルム、旭硝子、タカラバイオが参入している。FDAに適合した、GMPを立ち上げ。製薬メーカーは開発するだけ。我々はここに注力する。
〇科学の利益のうち、半導体顧客より約8割の利益。OSS(Optical Smart Sensing)にてMFC以外の半導体を伸ばしていきたい。PDがHORIBA利益の中核。
〇ガス分析は、半導体クリーンルーム内のガスのコンタミが影響するためガス分析に利用。
また、除外装置のレベルが変わっている。
〇はやぶさ2資料分析に参画することができた。ブランドバリュー向上に貢献。
〇ホリさんの東京との連携案件が増加。東京大学が、E-Harborを一つの街の様に考える。
E-Harborには、セル0という水素分析にシフトしている。
〇欧州では、HFRのグレーティング工場を、ロンジュモーからRamanリールに再構築。
Leichlingenも新しい工場を建築。
〇America Renoは、60人の拠点で、最先端のMFC開発を実施。
◎事業の変化
HORIBAが変化する中で投資する先も変わってきている。特に3年間、事業構造の変化について 創業以来の状態から、変わるためにもがいている。MFCの半導体の利益を次世代に投資していく。
◎会社の課題
ホリさんは入社50年、サイトさんは入社40年。1月28日には、創立70周年記念式典を開催する。色々な模索をしている状態。
HORIBAにはチャンスがあるが、それをどのようにMEXAやMFCのようなビジネスに育てるか、次の時代にバトンを繋いでいくか、それが我々の課題である。
(以上 総務部メモ)

3.27期 年次総会 全体概要(2022/10/24月)
コロナ禍のため、2年ぶりの開催となりました。
今年は東京支部でのteamsによるオンライン参加を含め総勢50名の参加となりました。
内容は、
堀場テクノサービス見学ツアー
そのあと、総会を開催し、
物故者黙とう
26期活動報告・会計報告、会計監査報告
27期の活動計画・予算案・組織案
があり、それぞれ拍手で承認されました。
新入会員紹介、古希お祝い金贈呈
堀場の現状報告として、代表取締役副会長兼グループCOO 齊藤壽一様が行われました。
その後、懇親会をおこない、
代表取締役会長兼グループCEO 堀場厚様によるスピーチが行われ、
久々に会った人たちの歓談が行われ、盛況のうちにお開きとなりました。
三橋(記)

4.東京地区でteamsで参加して
2022年10月24日(月曜日)、堀場製作所OB会第27期年次総会が開催されました。
今回からTeamsによるWeb参加が可能になり、東京支部メンバーにも案内し、6名参加いたしました。
佐藤さん、ナタリアさんはご自宅から、林さんは横浜SSから、横山さん、横浜さん、石川はTSOから参加いたしました。
TSOでは、2FプレミアムホールBを会場として、総務部東京支店 支店管理中島さん、足立さんのご協力をいただきました。
当日急遽TSOに来られるOB会メンバーの方もいらっしゃるかと思い、会場までの案内表示も行いましたが、残念ながら当日ご参加メンバーはいらっしゃいませんでした。
14時から接続し、途中一部音声が途絶える事が短時間発生しましたが、ほぼ問題なく総会を聴講できました。
IT技術を活用しビジネスを変革させる、そのような概念をDX(ディジタルトランスフォーメーション)といいますが、決して新しい概念ではありません。
新型コロナウイルスの蔓延により、日本ではDXの導入が加速されました。
会議も3密となる人が集まる事を避けて、Webによる会議が浸透しました。
そのため、日本中、いや世界のどこにいても時間が合えばWebで集まり会議をすることが可能となりました。
現在社内でもWeb会議は当たり前となっております。
今回このDXを活用したWeb会議での年次総会は、時代の流れに乗った(いまさらという意見もありますが)試みでした。
 第3部の株式会社堀場製作所代表取締役副会長兼グループCOOの齊藤壽一様の会社近況報告では、ここ数年の堀場製作所の大きな変化、今後の進んでいく方向を、とても熱く語っていただきました。
報告書を読むだけでは伝わらない熱い思いを感じる事が出来ました。
 DXを活用したWebでの年次総会ですが、一つ大きな欠点があります。
それは第4部の懇親会に参加できないという事です。
Web飲み会が開催される事もありますが、やはりフェースtoフェースにはかないません。
今回は残念ながら京都地区の懇親会には参加できませんでしたが、TSOでの参加メンバー3名で懇親会を開催いたしました。
御茶ノ水駅近くの居酒屋へ行き、クラフトビール、プレミアムモルツ、日本酒(じょっぱり)を堪能しました。
OB会東京支部の活動の活発化、新たに発足した東京カルチャークラブの活動計画などを話題として、お酒を飲みながら語り合いました。
今回は初めてのWebでの総会という試みでもあり、ほぼ一方通行の総会になりましたが、双方向での会話も可能なため、今後は意見交換も行える総会にできたらと感じました。
また、ITの取り扱いに不慣れなOBの方にもご参加いただけるように、Teamsの接続の講習(事前接続テストなど)も行う必要性を感じました。
東京支部では、多くの東京支部メンバーに参加いただける企画を計画、実行していこうと考えております。
今後ともご支援をよろしくお願いいたします。
石川(記)
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第23期総会概要

第23期 総会は10月15日(月)13時より講堂にて以下の次第で開催されました。

◎次第

■ 第1部   13:00~14:00   講   演 「地球温暖化と今年の気象」 

            大阪管区気象台防災部地球環境・海洋課

            地球温暖化情報官         楠田 雅紀 様 

■ 第2部   14:10~14:50   総   会

■ 第3部   15:00~15:45   講   話 「会社近況報告」

                    代表取締役副会長兼グループCOO 齊藤 壽一 殿 

                            ≪ 写真撮影 ≫

■ 第4部   16:00~17:00   懇親会    4号3F 

代表取締役会長兼グループCEO 堀場 厚 殿

◎総会の要約

1.第22期 活動報告

  ■新入会員を増やす活動

  ★今年から、60歳定年退職者説明会での改革

   ①退職者は全員参加を前提とする。

   ②説明会で、入会申込書を記入し、入会した方

     初年度の年会費はゼロにさせて頂きます。

   ③結果として、8月24日には、17名中15名が入会されました。

       ④第22期中の入会者数は15名+6名、計21名

      皆様のご協力に感謝します!(会員数212名)

2.第23期 活動計画

  ■運営方針 :キャリアーを活かして社会貢献を強化(継続)

      ◆ 堀場グループ各社のOB会の実現に注力

  ■定例行事:

 ・懇親会・・・・・・・年2回4月20日・9月14日を予定

  • レジャー例会・・・・2~3回11月15日、6月21日を予定
  •    一泊研修旅行・・・・2月8-9日を予定
  • HORIBAファーム・・・・・ブルーベリー摘み、綿花摘み等
  • キャリア・ボランティア部会(=HOVC)

        ◆生き方探求館への京モノレンジャー活動

        ◎「世界に一つの温度計」に次ぐ「新テーマ」への挑戦 

  ■会則改正の件

    ◆堀場製作所OB会会則改正案

           A.グループ会社のOB会発足に向けて

             ①グループ会社OB会(HORIBA STEC)の結成サポート

                ※ 2018年1月発足済

             ②HTS:堀場製作所OB会に個人として参加を希望

                ※ 会社補助金の分担についての協議が必要

             ③HAT:来年早々に設立準備総会を予定。

             ④グループOB会間の交流、イベント共同開催等の規則追加等

          B.昨年、入会金をゼロにする事を提案し、承認頂いた。

      退職者説明会での初年度年会費免除について、事後承認となりますが会則に反映し、変更させて頂きます。

    C. 永年会費制度の検討

  ■クラブ活動

   ◆芸術分野のクラブの発足を!サポートします。

    どなたか、イニシアティブを発揮してください。

   ◆活動の活性化を図る為、補助金を増額

  ■HORIBA Farm に積極的参加

       ◆年間予定を明示してもらう。

       ◆ブルーベリー、綿花の採集活動等へも参加を。

   ◆OB会の開催日以外にも、個人での参加も可能に。

    (HOCOM:西村さんに必ず事前に連絡する事)

  ■東京支部との交流の活性化

  ■一般会務

   ◆ 会員の増加に向けた努力する

    ☆女性会員の増加

   ◆ 各行事への会員の参加人数を増加

   ◆ 会報とホームページの積極的投稿

         ☆投稿者には、図書券進呈

   ◆ グループ各社OB会結成への支援 

   ◆ 定例会社連絡会議の継続的開催

   ◆ 幹事の世代交代の準備

  ■ 幹事体制

   ◆会員数   平成30年10月1日現在   212名

   ◆代表幹事   酒井 俊英

   ◆副代表   船越 健    

   ◆幹事    伊藤 哲(会計)、小川 柾幸、

          尾崎 克好(東京)、笠川 重美、

          沢本 昌順(副会計)、中村 十規人、

          三橋 泰夫 、森山 晶成(アイウエオ順)     

   ◆会計監査  湯浅 一郎、 中井 眞啓(堀場製作所)

4.承認事項

  第22期会計・監査報告

  第23期予算計画・活動方針

  第23期幹事体制等について出席者の承認を受けた。

5.新入会員の紹介

6.古稀の方々へお祝金

以上

第22期年次総会 社長講演(抄録)(2017/10/26木)

 

堀場製作所OB会第22期年年次総会 堀場会長兼社長 スピーチ抄録
2017年10月26日(木)15:00~15:45

年次総会の開催おめでとうございます。
さて、新聞発表や先ほどご紹介もありましたが、来年2018年1月1日に、HORは、社長を交代し足立正之社長の下で新しい体制となります。私自身は、会長としてグループ全体のCEOとなり、現副社長の齊藤氏は副会長としてグループ全体のCOOでグループ経営を見ていくことになります。
半導体市場等が急拡大成長していく中で、競争の原理を働かせ、足立新社長にはグループ会社の1社として経営を任せ、手腕を発揮していただくことになります。従業員の7割が外国人、売上の6割以上が海外を占めている中、実行部隊の責任を明確にし、ガバナンスを含めてきっちりと対応していきたいと考えています。
自分が社長に就任した1993年の業績として売上は350億円、現在は、1,800億円と5倍以上に拡大しています。リレー競争と同様に最もスピードが上がっているときにバトンタッチしたい、というのが私の思いです。社長になって、25年、期間的に4半世紀が一区切りとなります。

さて、2017年1月から最近までの会社トピックスを写真で紹介していきます。
1月は、HORの創業製品であるpHメーターを含め、液体計測事業をHATに集約し、スタートさせました。従業員250名を超える体制で、売上200億円を目指しています。この結果、利益の良いPH等の製品群がなくなって、HOR科学の部隊がこれから自力で戦わなければなりません。
また、皆さんの馴染みのある2,3,8号館の解体式を挙行いたしました。
2月には、STEC阿蘇工場拡張のための起工式を行いました。
また、経済産業省から健康経営優良法人として認定していただきました。業績を上げながら、社員の健康にも配慮する活動を地道に継続している結果を評価していただいたものと思います。
5月には、HKの新社屋が完成し、起工式を行いました。韓国市場は、現代、サムソンなど非常に大切な市場です。SKLも新工場で稼働を開始しています。韓国でのオペレーションは一体化していますが、特に、SKLは半導体分野で大きく貢献しています。
また、同じく5月には、E-HARBOR竣工1周年イベントが開催され、大津に移ったホリバリアンがシンボルマークを人文字で表現してくれています。工場見学者は1年足らずで5,000人に上り吉祥院の見学者をはるかに超えてきています。見学者は、ユーザーのVIPクラスが多く、淀みのない生産ストリーム、協力会社との関係など注目されています。投資を決意した5年前は1US$=89円と円高でしたが、現在は115円と円安になっています。どのタイミングで投資を決定するか、ユーザーに対する供給力を増強させたことにより追加発注を頂くなど好転しています。経営は、タイミングの良さが非常に重要になっています。また、単なるサプライヤーから重要なパートナーとしての立場となり、ユーザーにとって重要な役割を発揮するようになりました。単に製品性能や価格面だけではなく、事業のオペレーションそのものを評価されるようになってきました。
7月は、グループ洛楽会としてフランス・イギリスの研修旅行を実施し、現地の独自のビジネスやマネジメントの状況などを見学していただいた。5年に一度は海外で研修旅行を行い、共同体としての認識をさらに深めていただいています。
同じく7月にイギリスMIRA社で新しく試験センターを開設しました。EU離脱問題で揺れるイギリスだが、投資を継続しています。買収後に40億円近くを投資し、買収額の160億円と合わせると総額200億円の投資となっています。MIRA社は、自動運転技術やバッテリーチェックなど自動車関連の幅広い技術を持っています。排ガスやセキュリティ技術などを追加してトータルビジネスとして展開しています。ジョージ社長とは10年前買収したドイツのシェンク社の元幹部で、個人的信頼関係も厚い。
8月には、MEXA-7000の最終出荷式を感謝の念を以て感慨深く行いました。
9月にはテキサス・ヒューストンは大きな洪水がありましたが、我々の環境計測事業の新工場は幸いにも被害はありませんでした。ラッキーでした。ブラジル子会社では同月に20周年の式典を行いました。ブラジル レアルの為替の問題はありますが、旅客機を作れる技術など非常にポテンシャルのある国と考えています。
HTW(台湾)の移転セレモニーも開催しました。STECを中心に半導体市場向けなど好調です。台湾では製品のセグメント別に都合の良い販売チャンネルをバラバラと作ってきましたが、今後はHTWを中心にうまく機能するように改革していきます。E-HARBOR移転により技術の遷宮を行うことによって、技術の継続性や積み上げが大切なことが認識され、大きな会社のテーマに定着してきたことが非常に良かったと考えています。
最近は技術の潮目が変わってきて、技術開発のスピードが一段と速くなり、それとともにグローバル市場に迅速に対応していくことが何をおいても必要と考えています。会議などで意思決定する方式から即断即決をしていくシリコンバレーのタイプに移行しないと大きく差が出てきます。ここ2,3年で変革できるかが事業の勝負であると考えています。
最後に、社外の会議で、次のように声を掛けられ、たいへんにうれしく思いましたので報告しておきます。
「堀場製作所OB会の方々が鴨川クリーン活動にボランティアで貢献されています。素晴らしい会社ですね」と。これからもお元気でOBとして社会貢献をよろしくお願いします。(抄録)

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第21期OB会年次総会(2016年11月8日) 於:びわこE-HARBOR

平成28年11月8日(火)午後1時より堀場製作所OB会第21期総会が行われました。今年度はOB会創立満20周年の記念すべき年度であり、今年5月23日に竣工を迎え、技術の遷宮として動き出した「びわこE-HARBOR」に場所を移して開催されました。はじめに、遠くカナダのトロントで7月に病気の為亡くなられた、一木 武俊さんに黙祷を捧げました。
◆第1部は、OB会の第20期の活動報告、並びに会計決算報告が行われ、会員の承認を戴き、続いて、第21期の活動計画、予算計画を説明し、会員の承認を戴きました。
 第21期の活動方針は第20期同様に「キャリアを活かして社会貢献を強化」です。           ◇OB会の規定類の中に、慶弔規定が有りますが、その文面によると、古稀の祝の他に
喜寿、米寿、卒寿。白寿等もお祝い金を出すと記されています。実際に今まで古稀以外にお祝を出した先例も無く、OB会の長寿高齢化を考えると、大きな費用負担になることが予想されます。そのため、実質の運用で古稀だけになっている現状に合わせた規定に改定することを提案し、承認を受けました。
 ■新入会員の紹介では、当日出席された早田善孝さんをはじめ、鵜崎一誠さん、岡田義明さん、東京支部に 板垣久美子さん、川野(旧姓:石川)佳子さん、程野(旧姓:横江)知子さんの6名が20期中に加入されました。また、10月以降、第21期が始まったばかりですが、総会に出席された野田容朗さんの他、分部(旧姓:浮村)妙子さん、梶並純一郎さんの3名が参加されました。
 ■また、第20期中に古稀を迎えられたのは、青野国子さん、永田真寿夫さん、船越 健さん、山田 毅さん、須崎琢而さん、青海 隆さんの6人が、古稀のお祝を受けられました。
◆第21期の会員数は10月1日現在、191名となりました。
今期の幹事体制の変更は、中村正博氏が業務多忙のため、退任されることになりました。そのため、幹事体制は以下となります。
代表幹事   酒井 俊英
副代表幹事  船越 健
幹事     伊藤 哲(会計担当)、谷口 義晴(東京支部)
       小川 柾幸、中村 十規人、三橋 泰夫、森山 晶成
会計監査   湯浅 一郎、中井 眞啓(堀場製作所)                          

第2部は、年次総会を終えて、びわこE-HARBORの見学です。
4つのグループに分かれて、約1時間の見学が行われました。琵琶湖に停泊する大型船のイメージでデザインされて、多くの思いと工夫に満ちた、従来の工場の概念を超えた、従業員のやる気とパフォーマンスを引き出す未来のプラットホームと言えます。
第3部は、堀場会長兼社長の講話「会社近況報告」が行われました。これについては次項をご覧ください。

r_dsc00398                               その後、全員の集合写真を階段に移動して撮影しました。                        続いて、第4部は懇親会となりました。 同じ9階の食堂の一部で堀場会長兼社長以下、堀場製作所の幹部の方々にも参加頂き、中村十規人さんの司会で始まり、内山正克氏の乾杯の音頭と共に、交流の輪が広がりました。
以下は、総会での全体写真と懇親会の写真です。                   (酒井 俊英 記)

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第20期年次総会

 2015年第20期総会は11月24日(火)に開催されました。今回は2015年7月14日(火)に逝去された元最高顧問・堀場雅夫殿の「お別れの会」が 9月9日に行われたり、OB会のスケジュールもいろいろ変更を加えながらのスケジュールとなり、堀場 厚社長のスケジュールとの調整の結果でありました。
 第19期中には、堀場雅夫殿を始めとして前代表幹事の川越 幹様、望月宣治様、南村義昭様、西田敏彦様の5名の方が亡くなられました。この5名の冥福をお祈りする黙祷をして総会は始まりました。
 9月9日のお別れの会に会場で放映されていましたビデオを映し、創業者の偉業を偲ぶ場となりました。その後、総会は始まり、第19期の活動報告、会計報 告、クラブ活動等を行なって、会計監査役の湯浅一郎氏から監査結果の報告がされ、総会での御承認を頂くことができました。続いて第20期の活動計画・会計 予算案が提示され、これらも総会での御承認を頂きました。第19期及び第20期に入会された新会員9名が紹介され、更に古稀になられた10名が紹介され、 代表して倉原政治さんがお祝金を受取られました。
 この後、休息の後、代表取締役社長 堀場 厚殿からの「会社の近況」と題して御講演を頂きました。
御講演の後、恒例の全員の集合写真を撮って、懇親会に移りました。懇親会は、久しぶりに参加された方も多く、社長を始め、多くの会社幹部の方々にも参加い ただき、昔話や、現在の話題に話が盛り上がり、大盛況の中、恒例の船越副代表と石田副社長の手打ちで中締めとなりました。お疲れ様でした。

  → 第20期年次総会 活動報告(PDF) 

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