特定外来生物オオバナミズキンバイの駆除活動報告
晩秋の朝冷えの令和3年11月21日に鴨川クリーンハイク活動の一環である“特定外来生物オオバナミズキンバイ”駆除活動に、酒井さん、岡田さんと秋山の3名が参加しました。
今年で第3回目になりますが、全員が寒さ対策と足元は長靴をはいて、河川敷にて三々五々グループに分かれて作業に取りかかりました。
鍬(三つ鍬)やスコップで根っこを掘り出す人を中心に地表部と地下茎のつながったオオバナキンバイ(葉っぱは小さく茎の長い植物)を抜き取り大きめの網袋に集めました。
この作業は、一般のごみ拾いと異なり道具を使うので体力とやや根気も必要とするが、安全に気を付ける必要があると感じました。
若い者と年配連中が入り混じって、河原(砂場)の ”芋ほり?” 作業の光景そのものでした。
当日は、天候に恵まれ小春日和のもと作業中は一汗かいて適度の運動になりました。
(秋山重之 記)
尚、今回の駆除活動に際して酒井さんから事前に説明がありましたが自らの体験結果を<補足版>にまとめました。
堀場OBの方々に少しでも関心を持っていただければ幸いです。
<補足版>オオバナミズキンバイ(以下特定外来生物という)駆除活動の実体験について
1) 作戦会議:昨年からわずか1年で水辺に繁茂する特定外来種生物(水たまり)の前で指導者から説明を受ける堀場OB達(酒井さん、岡田さん)
2)河川敷で駆除活動に当たる参加者達
3) 地上に繁茂した特定外来種は枝を伸ばし根っ子は土中深く入り込んでいる、切れ目なく掘り出すには注意力と中腰作業はややきつい(葉っぱや茎の断片は残さない)
4) 茎・根っ子は丸めて網袋に、数本は事務局テント前で標本展示、(テレビ局も撮影)
5)七条大橋~塩小路橋周辺の河川敷の実態と今後の課題
下図は、この特定外来生物の葉っぱを食する“キタカミナリコガネムシ“(拡大図、天敵ではあるが期待薄)と、今回駆除活動を行った七条大橋~塩小路橋周辺の河川敷は多く雑草に覆われている。 (河川敷のテントは今回の事務局の設営場所)