第68回 山遊会創部15周年記念特別例会例会(2022/10/8土~10/9日)

年 月 日  令和4年10月8日(土)~9日(日) 曇り時々晴
山 行 先  霧ケ峰高原 車山(1,924.7m)
参 加 者  下川 和子・ 下川 博司・ 丸山 博・ 中村 正博・ 宇野 久二男

創部15周年記念特別山行として、深田久弥の百名山の一つである霧ケ峰高原(車山)を計画。
新型コロナウイルスの第7波の動向が心配されたが、何とか小康状態となり実施の運びとなった。
当初8名で宿所の予約を取っていたが都合で3名が不参加となり5名での山行となる。
8日午前6時53分京都駅発ひかり636号で名古屋に向かい、特急ワイドビューしなの3号で塩尻へ、普通高尾行きに乗り換え10時21分上諏訪駅到着。
土日のみ運行のアルピコ交通バスでビーナスラインを沢渡(さわたり)まで乗車し11時14分に下車。
とりあえず宿舎のクヌルプヒュッテにザックを預け、谷をはさんだ隣のカフェテラスで窯焼きのピザとカレーで腹ごしらえし、12時35分八島ケ原湿原散策に出発。
旧御射山神社や米山正夫の「山小舎の灯」の歌碑・鎌ケ池・八島ヶ池を巡る。
花々はすべてシーズンを終え、紅葉には少し早い時期であったが、草紅葉が色づき始め広大な湿原の眺望を満喫し14時50分ヒュッテに戻ってきた。
後はストーブを囲んで談笑、お風呂で汗を流し18時からワインで乾杯し名物のハンバーグステーキに舌鼓を打ち、充実した一日に満足し早々に就寝。
翌朝は6時起床7時朝食後ヒュッテ前で記念写真を撮り、登山組の宇野さんと下川2名は8時10分に車山山頂に向かう。
予定では車山肩から山頂へのルートを考えていたが、車山肩への道は元スキー場で急坂の上雨水で掘れていて滑りやすいとのこと。
車山湿原を通り車山乗越を経由するコースを勧められそちらに変更。
9時10分車山乗越に到着。
途中見え隠れしていた山頂の雲がすっかり払われ青空が広がり、温かい日差しが周囲の景色を一変させる。
来た道を振り返ると遠く雲間に美ヶ原の王ガ頭が頭をみせている。
東には蓼科山が間近に迫る、仲を取り持つ白樺湖は残念ながら雲の下だ。
その右には八ガ岳連邦が続く。
景色を十分に楽しんだ後最後の登りにとりかかり10時丁度に山頂到着、早くも山頂はガスに覆われ視界が悪い。
一方機械組の丸山さんと中村さんは、沢渡発10時19分のバスで車山高原下車、リフトを2基乗り継ぎ山頂に向かう。
11時20分リフト山頂で合流し、山頂で2枚目の記念撮影を済ませ早々にリフトで下山。
宇野さんはリフト横の道を走って下るとのことで、中村さんにリックを預け下山。
1時間ほどの距離を20分で駆け下り、我々が車山高原のリフト乗り場に降りた数分のうちに姿を現し驚かされた。
車山高原12時45分発のバスまで小一時間あり、昼食とお土産物色で時間をつぶし、ビーナスラインを上諏訪駅まで下山。
14時32分発のJR松本行きに乗り、塩尻で乗り換え名古屋へ。
新幹線名古屋駅では豊橋駅で線路上に人が侵入したとかで下り列車のすべてが30分から40分遅れで混乱しているなか、ホームに入ってきた“こだま”に乗り込み18時5分京都駅に到着、予定より7分早く帰着する結果となり無事記念山行を終了した。
以 上
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