第60回 山遊会例会(2019/3/30土)

堀場山遊会例会報告
平成31年4月1日作成
<第60回> 例会山行
年 月 日  平成31年3月30日(土) 曇りのち雨
山 行 先  柳生街道 ・ 芳山(ほやま)(517.9m)
参 加 者  下川 和子・ 高橋 義治・ 下川 博司・ 橋口 純男・ 倉原 政治・ 宇野久二男・ 加藤 順三・ 水野 和茂
午前8時10分近鉄京都駅に集合、8時22分発急行天理行きに乗り、大和西大寺駅で乗り換え9時05分奈良駅下車。
市内循環バスで破石町(わりいしちょう)まで乗車、時間は9時30分。
歩道のある明るい道を東へ進み、柳生街道出合でトイレ休憩し9時50分出発。
能登川渓谷沿いに柳生街道(滝坂の道)が伸びている。
旧街道をしのばせる自然石の石畳の道を緩やかに登る。
途中寝仏(室町前期)、鎌倉時代とされる夕日観音・朝日観音など石仏を拝し、10時50分荒木又右衛門がためし斬りしたといわれる首切り地蔵が立つ広場に出た。
あずまやとトイレがあり小休止。
ここで道が三方に分かれ、春日山石窟仏を拝するため案内板に従い左の道を取る。しかし道が北に逸れて行くため引き返し街道に戻る。
11時30分何とか春日山石窟仏をさがしあてる。
案内板によると、東大寺大仏殿を建てるための石材を切り出した跡に、全部で18体の石仏が彫られている由(平安後期)。
奥山ドライブウエーにでて石切峠を通り、峠の茶屋の主人に挨拶して11時55分八幡神社で小休止。神社横の細い道を北に入り、芳山石仏の案内を頼りに山道を登り、12時30分三面石仏(天平時代)のある広場に。
急坂を登り鹿よけフェンスをくくって稜線へ出ると程なく頂上到着。
所要10分昼食休憩とする。薄日が差していた空がにわかに怪しくなり、13時15分三角点を前景に記念写真を撮り、早々に退散。
下山途中から雨がぱらつき始め、神社あたりで本降りとなる。
トイレ前で雨対策をし、13時50分峠の茶屋を素通りして街道を引き返す。
石切峠から左の道を下れば、地獄谷石窟仏から奥山ドライブウエーを横断して地獄谷新池に通じるのだが、昨秋の台風の影響で取り付け口が閉鎖されているため、やむなく奥山ドライブウエーを歩き、新池を右手に見ながら14時25分首切り地蔵の広場まで戻ってきた。
雨に濡れた敷石に足を滑らさないよう、ストックを使い慎重に下る。
15時15分柳生街道出合を経て15時35分破石町バス停に到着。
待つことなくバスに乗り近鉄奈良駅へ。
15時55分発京都国際会館行き急行に駆け込み帰京。このところの冷え込みから、奈良公園の桜は期待外れであった。
以 上
IMG_0413-1