祇園祭ごみゼロ大作戦2016 ボランティア活動

第3回祇園祭ゴミゼロ作戦に参加して

1607_p1 平成28年祇園祭の前祭(7月15日)のごみゼロ大作戦2016に参加した。16時には西洞院蛸薬師広場(エコステーシン2)に全員がボランテイアTシャツに着替えて集合した。堀場OB会からステーション毎に2班に分かれた。エコステーション2は、佐々木(一)、石黒(英)、笠川、宇野(久、リーダ)、池田の各氏5名が、エコステーション1(西洞院六角)は酒井(リーダ)、萩原、中村(十)、森山、秋山の5名が担当した。

主催者側事務局から当日の実行プログラム(①リユース食器の返却、②資源ごみの分別、③散乱したごみの清掃)説明と諸注意を受けた後、エコステーション1に向かい酒井リーダの指示で設営場所決定、ごみ回収ボックスの組み立て、箸やくし用ごみ回収袋を併設した。

1607_p2 18時ごろには、エコステーション1を通っていく見物客も増えだしたが、ほとんどが四条通リ方面に向かう家族連れで、皆それぞれの浴衣姿で軽い足取りで前を過ぎていく感じ。このように、京都の祇園祭は多くの家族連れの参加がお祭りを盛り上げている様子がまさに京都の夏の風物誌であることを実感した。曇り空の夕立の心配も消えた夕方には、来訪者の多くは道順や方角を訪ねてくる人達が意外と多かった。
日がとっぷりと暮れた19時過ぎには帰路に着く家族連れが目立つようになった。我々のコーナでは、資源ごみ回収、リユース容器の返却はさほど多くはなかった。特に幼児から年少の子供たちは、親に言われることもなく自らごみ回収ボックスに近づいて来て、親の顔を見ながら回収ボックスに投入する姿は、幼少期からの環境教育実践のお手本でもある。我々も、ありがとう! 有難うございます! の一声でお互いのコミュニケーションが図られたのではないかと思う。

20時ころには、後半組の森山さんと引継ぎを行い、六角通り、烏丸通りから御池経由で帰路に着いた。

烏丸通リに入ると人の波というより洪水に近い人出で、我々の資源ごみ回収支援作業は当初目標のごみゼロ作戦にどの程度貢献できたか期待と不安を感じていた。しかし、今回のボランテイア活動を通じてリユース食器の返却・回収という実行プログラムの実践により、来場者とのふれ合いや環境エコマナーの実体験を見るにつれ”ごみゼロ作戦”が功を奏する日も近いと思った。

(秋山 重之 記)

祇園祭ごみゼロ大作戦2016ボランティア活動参加について

京都の夏を告げる祇園祭(前祭   )のごみゼロ大作戦7月15日(金)に参加しました。

私は、このボランティアに初めての参加でしたが、事前の活動研修もありなんとか、活動できました。

1607_p3 この祇園祭ごみゼロ大作戦は、祇園祭の期間中に沢山のお客さんで賑わう行事で、優美な祭りの反面、夜店・屋台からの大量のゴミを削減する事を目指した活動として、3年前から始められてきました。ゴミの散乱防止とリユース食器を活用してのゴミ対策の結果、大規模なお祭りでのゴミ減量に成功されてきました。

私達、堀場OB会では、酒井ボランティアリーダーを中心に中村(十)、佐々木(一)、宇野(久)、池田、石黒(英)、秋山、森山、萩原さんの10名で西洞院・蛸薬師付近のゴミステーションを担当しました。ボランティアは、ブルーのTシャツを着てにてゴミ箱の後ろに立ちゴミの分別収集への協力要請を大きな声で行います。このボランティアの活動の本質は、ゴミを捨てられる人々へのごみ分別収集への意識高揚です。

16時より20時が活動時間となりましたが、ついゴミステーションに来られた方から、ゴミを受け取って、私達が分別してゴミ箱に入れるなどして、ボランティアリーダーより注意を受けてしまいました。最初は”燃えるゴミ”の箱が18時ごろまでの2時間程度でいっぱいとなるゴミの量でしたが、時間とともに陽が沈んで、暗くなるとともに、人・人・人となり、ゴミの量も増えてきて、私の担当終了時間の20時ごろにはゴミ箱がいっぱいになるのに1時間も掛りません。

1607_p4 ゴミの分別収集に協力いただいて、「ありがとうございます」とお礼を言いますと、お客さんから、お礼が返ってきますと大変に嬉しくなりました。徐々に人が増えて、ゴミも順調に捨てていただくようになっていきました。外国から来られたと思われる方も浴衣姿でこられ、生ゴミを英語で・・・・・など、いろいろあり、時間の過ぎるのを忘れてしまうほどした。

18時になるとゴミステーションの前は、歩行者専用道路となり、ゴミも順調に捨てていかれるようになると、周りの屋台から、美味しい食べ物のにおいに、気が付くようになりました。また、焼肉や、鱧のてんぷらなどごみステーション前のお店で販売されているのを見ると生ビールを飲みたい心境になりました。浴衣姿の人も増えてきて一層、祇園祭りらしさを感じました。

帰宅時に、四条通りのゴミステーション前を通ったのですが、私達の担当したところとは桁違いの人々の中で、活動されていました。祇園祭のコンコンチキチンのおはやしの中そして、人ごみのなか、心地よい疲れを感じながら帰宅しました。

(笠川重美 記)