堀場山遊会 例会報告
平成29年9月4日作成
<第50回> 創部10周年記念特別例会
年 月 日 平成29年8月28日(月)~30日(水) 晴
山 行 先 唐松岳(2,696.4m)
参 加 者 下川 和子・ 下川 博司・ 倉原 政治・ 宇野 久仁男
創部10周年記念と例会山行50回記念を兼ね唐松岳山行を計画。28日午前7時30分京都駅前に集合し、京都東から名神高速道に入り、12時過ぎ安曇野ICを出た。途中で昼食を済ませR147を北上、14時頃JR白馬駅からゴンドラ乗り場へ。無料駐車場に車を止め、5分ほど歩いてゴンドラリフトアダム八方駅で往復¥2,900.(有効期限3日)の乗車券を購入。小さくなってゆく八方の街並みに見入っている間に兎平駅に。さらにリフトを2つ乗り継いで標高1,850mの村営八方池山荘に到着した。チェックインを済ませ、16時から入浴、18時夕食とのことで周りを探索。ウメバチソウ、シモツケソウ、ハクサンシャジン他夏の花もまだまだ健在、白馬三山をカメラに納める。当初は7月初めを予定していたが、今年は積雪が多く軽アイゼンが必要と判断し、8月3日出発で計画。結果参加者4名となり、宇野さんの提案でマイカー利用に変更した。また、直前の天気予報から延期を決断、今回ようやく実行に移せた。夕食後は明日に備え20時30分就寝。翌29日は日の出が5時15分とあり、外に出るが雲が多く、雲間が赤く輝くものの今一つ。遠くに妙高山、火打山が望めるが、振り返れば白馬三山の頂上付近は雲に覆われている。6時から朝食、7時に山荘を出発し、よく整備された木道を歩き8時丁度八方池を下に見る。池を巡り登山道に戻って8時30分次の目標である丸山ケルンを目指す。ケルン手前標高2,300m付近の扇雪渓で今回何枚目かの集合写真を撮る。9時55分丸山ケルンに、10時55分唐松岳頂上山荘に着いた。チェックインまでは時間があるとのことで、食堂にザックをデポし、弁当とウインドヤッケのみを持って山頂に向かい11時40分到着。雲の動きが速く、五竜岳・不帰嶮・白馬三山の山頂は見え隠れが激しい。記念撮影を済ませ、風を避けて昼食とする。ほどほどに下山してチェックインする。部屋は別棟の蚕棚で、通路を挟んで両側に2段続いている。今日は宿泊客が少ないと予想され、1区画10名の所に我々4名が割り当てられた。他の区画も似たようなもので、結局上段は利用者無し。18時からの夕食まで何もすることがなく、飲食禁止の部屋だが、敷布団を隅に押しやって、ウイスキーを飲みながら談笑にふける。夕食を済ませ20時に床に就いた。天候が少し危うい。翌朝は風が強く、雨が吹き付ける。6時10分朝食、7時20分完全武装で出発。山荘の裏手から岩山を回り込んだところからは、風もなく雨も小降りとなる。7時55分丸山ケルン、雨の心配はなくなった。雪渓を横目に樹林帯を抜け9時10分八方池を見下ろす地点まで帰ってきた。池へは寄らず、第三ケルンで小休止のあと10時20分八方池山荘に着いた。リフト・ゴンドラを乗り継ぎ11時駐車場に、みみずくの湯を紹介され山の汗と疲れを落とす。国道沿いの道の駅で土産の調達と昼食を済ませ車を走らせる。途中渋滞にも合わず、事故もなく19時丁度京都駅で解散した。
以 上