平成20年6月12日(木)9:30心配された天候も予想外に好転し、「伏見例会」の参加者10名が京阪中書島駅北口に集合しました。
今回は、カメラ・ビデオクラブの企画で、16世紀末、豊臣秀吉の作った城下町、大阪と京都との水運の要衝そして酒造りの町等で名をなす伏見エリアを巡りました。
まず、一番中書島駅に近くで伏見の天神さんと呼ばれる「長健寺」を拝観、一風変わった中国風の楼門をくぐると、境内は紫陽花が美しく咲いていました。
本日は、11:00に十石船に乗る予約なので、上船前に「月桂冠大倉記念館」を見学しました。伏見の酒造りに使われた6千点にも及ぶ酒造用具のうち代表的なものを酒造りの工程に従って展示されていました。これらは「京都市指定・有形民俗文化財」にも指定されています。昔の木製機械に感心ながら見学、最後に酒の試飲もあり一行大いに気を良くしました。
丁度上船時刻になり、同館近くから十石船に乗りました。蒸し暑い日でしたが、舟が水面の風を受けて大変快い気分に浸ることができました。20分程で目的の三栖閘門に到着、展望タワーから淀川や伏見町を望む者、資料館で閘門の歴史を学ぶ者等、歴史に思いを深めました。
往複約一時間のコースを堪能すると、快い空腹感を覚え、お楽しみの昼食時間は、月桂冠の敷地内にある酒と和食の「月の蔵人」に入り、予約席でゆったりと食事に舌鼓を打ち、お酒の勢いもありおしゃべりに花が咲き、まさにミニ宴会の様でした。
食後「黄ざくらのかっぱ天国」の見学と買い物をしたあと、坂本龍馬の「寺田屋」に行きました。かって寺田屋は寺田屋浜という三十石船の船着場を持つ大きな船宿でした。また維新史上有名な「寺田屋事件」の舞台となったことで有名なことはご存知のとおりです。
一行は寺田屋の展示や刀きず等を見学したあと、維新に想いを寄せながら、記念写真を撮り同宿を後にしました。
本日は、天気が良くなり過ぎて、本来曇りのはずが太陽まで顔を出すという暑い日となり、見学先を一部割愛して、帰りコースの大手筋商店街をとおり、「願光庵」の風変わりな門を見学後、ゆっくりとした坂道を上がり最終目的地の「御香宮」をお参りしました。
同宮は、この境内から「香」の良い水が涌き出たので、清和天皇よりその奇端によって、『御香宮』の名を賜ったものといわれています。伏見鳥羽の戦には伏見奉行所に幕軍が據り、当社は官軍(薩摩藩)の屯所となりました。十月の神幸祭は、古来『伏見祭』として、今も洛南随一の大祭となっています。
また「石井の御香水」として、伏見の七名水の一つで、昭和六十年一月、環境庁(現、環境省)より京の名水の代表として『名水百選』に認定されています。美味しい御香水でのどを潤し、さわやかな境内で本日のお開きと致しました。
(川越 幹 記)
◆参加者(敬称略)
浅島、池田、川越、下川(博、田中)(光)、西尾、萩原、東、矢野、吉井 |