平成26-7-20

皆既日食と黄山の旅に参加して<投稿:萩原 孝一>


 皆既日食と黄山の旅に参加して
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 46年ぶりと言う日本での皆既日食に、加熱しそうな国内での観測を、隣の中国に移したグル-プに参加しました。結果的には日本では雨のため観測できず船舶のみ成功でした。企画は中国の杭州で観測したあと世界遺産の黄山を観光する6日間(7月20日から7月25日)のツア-で14名でした。このグル-プは京都の高校の現役・OBで地学・天文学の専門の先生やその関係者で、私も所属している京都府山岳連盟に関係した先生の誘いを受け場違いなメンバ-に参加しました。もう何回も皆既日食を経験された先生もいて、話を聞き初めての皆既日食の写真撮影と体験をしたい、黄山では出来れば岩峰の松と雲海そして朝日・夕日の撮影をしたいと参加を決めました。
 何回も学習や準備をして出発し、関空~上海からマイクロバスで杭州市街から離れた大きなホテルに入りました。21日は暑くよい天気でホテル内に観測場所を確保した後、西湖などを観光しましたが予報では天気が下り坂で、雨の心配もあって、祈る気持ちで22日の観測日を迎えました。当日は曇りで時々雲を通して太陽も見えて観測準備をして、GPSで正確に場所を決めたり、標準時を確認して待ったが、やはり薄雲での皆既日食になり、ダイヤモンドリングやコロナも何とか観られました。ホテルの敷地内なので暗くなると外灯やプ-ルの照明が自動点灯して真っ暗にならなく残念だったが、航空機の点滅灯や星も観られて観測は何とか成功でした。私も一眼レフのデジカメで撮影したが、雲による激しい光量の変化で、何十枚のうち数枚が何とか撮れていたが60点ぐらいで大変難しかったです。そして全神経を集中して荘厳な天体ショウを見上げ、周囲の景観を観て、また周囲のどよめきを聞き、あと何秒の声のあと、ダイアモンドリングで終わり、そのあと太陽は雲に隠れました、短くもありまた長くも感じました。やはり写真撮影は難しく専門家に任せて、天体現象に集中すべきだと感じました。そのあと近くの銭塘江でこの頃発生する、大逆流が見られるとの情報で、大勢見物者のいた六和塔近くの銭塘江大橋で待ったが観られませんでした。
 午後マイクロバスで約4時間走り安徽省黄山のホテルに着き、翌23日から山頂一泊で入山し黄山観光になりました。黄山は大小無数の岩峰などの峰々からなり、その中心である黄山風景区には、72の峰があり中でも蓮花峰(1864m)光明頂(1841m)天都峰(1810m)の三大主峰は特に絶景として讃えられています。岩壁に生える奇松にも岩峰にも乗り岩にも色々な名前が付けられ、これに雲海が加われば水墨画の世界になります。中国でも人気の観光地で、ロープウエイも山中の石段ばかりの道にも観光客で溢れていて、良いポイントの撮影は順番待ちでした。曇り空で雲海もなく、黄山の一部分だが奇岩・奇松そして岩峰の展望など日本では観られない景色には満足でした。夕方から雨になり写真撮影に一番期待していた夕日や朝日が見られず残念でしたが、日程の決まった旅行にはよくあることです。下山し近くの約400年前「明」時代の古い町並みが残る「屯渓老街」を散策観光して、杭州を経由して上海から帰国しました。