11月14日 姫路城
2014年秋のOB会レジャー例会が、2014年11月14日(金)に開催されました。
行先は姫路城でした。姫路駅10:40集合、姫路城を見学した後、昼食をとりました。
姫路城のあたりは紅葉が始まりかけ、といった状況でした。
黒田官兵衛ブームもあり、平日にもかかわらず、多くの観光客であふれかえっていました。
3大名城である姫路城は名の通り全体が白い漆喰でおおわれており、白鷺上という名にふさわしい美しい城でした。姫路城は現在改修工事の最終段階で、クレーンが一部を残しほぼ撤去された状態でした。天守閣は現在仕上げ段階で入れず、公開は2015年3月26日の予定です。しかし天守閣以外でも見どころが満載でした。
シルバーガイドさんをつけ1時間40分コースの案内をしてもらいました。
パンフレットに出てこない隠れ観光スポットが多く紹介され、戦国のロマンにふれた気がしました。また城が戦を想定して作られていることを改めて認識した次第です。一例をあげると、狭間から見える範囲が限られていること。これは兵士が的を絞りやすいように工夫されたもの。「はの門」の坂は、天守、石垣、狭間、坂道など城の趣が凝縮されていることより、暴れん坊将軍のロケ地になったこと。日本初の世界遺産(文化遺産)に登録された。池田輝政と本多忠政が現在の城郭にした中心人物であること。明治になり各地で城の取り壊しが行われたが、陸軍の駐屯地になり幸運にも取り壊しを免れたこと。今でも毎年のようにあちこちで修理が行われているが、漆喰など今の建築で使わなくなったものを、安定的に分散して調達するためであること。瓦の葺き替え8万枚のうちおよそ80%は使用可能のため再利用された。など、ガイドさんのユーモア交えた解説でみんなを楽しませていただき、新しい発見でした。
昼食は姫路城のすぐ目の前の「高田の馬場」で名物おでんの食事をとりました。
たくさんの土産を買った方もおられ、楽しいひと時を過ごしました。今回参加して、外見と中身の違いなど、姫路城は奥深い城であることをあらためて感じました
隠れ観光スポット、また歴史を感じさせる戦国ロマンの旅でした。幹事さんをはじめ皆さまお疲れ様でした。
 
(三橋泰夫)