祇園祭ごみゼロ大作戦2018 ボランティア活動報告

全員集合写真M【写真提供:笠川 重美 氏】

15日(日)16時30分頃、堀場製作所OB会は下京警察署の北にある薬局の横に集合。今回新調した、堀場OB会のロゴ入りの帽子を配り、青のシャツに着替えたりして準備しました。17時頃に、えんじ色のシャツを着たリーダーが、登場して出欠を確認の後、説明が少し有って、各担当エコステーションに移動しました。夕方5時でも、まだまだ暑く、38℃は有ると思われるなか、移動しながら、OB会のメンバーは、座るところを探す人がチラホラ。些か、心配になりました。3つのステーションに分かれて20時の終了時間に向けて活動が開始されました。以下は、各ステーションの報告です。           

◎エコステーション8は、西洞院通りと綾小路の交差点東入ルで、石黒、宇野(久)、笠川(敬称略)と私、秋山の4名が担当しました。6時を過ぎ、信号や付近の照明が消えるころになると、烏丸通り方面から来る人、西洞院通りから入り来る人が交錯する現場となり、流れが途切れることなく、祇園祭本番を楽しむ人々でいっぱいになりました。さらに今年は、西日本豪雨被害の義援金募集にも協力しました。各人の活躍ぶりを以下にまとめました。
1.石黒さんは、ごみ分別回収の声掛け、ごみ分別の誘導等外国人からはYour English is very goodとか、お年寄りから幼児に至るまでの対応は親切かつ丁寧でよかったと思いました。
2.宇野さんは周辺街路の散乱ごみ拾いを担当しました。1時間程度でビニール袋の半分ぐらいのゴミを持ち帰り、分別回収できました。
3.笠川さんは、西日本豪雨被害の緊急支援募金の協力を担当しました。周囲が薄暗くなり、多くの人込みで募金箱を通り過ぎる人もふと立ち止まって募金箱に向けて復旧・復興にお祈りをささげるかの様に、心ある募金を頂きました。
今回は、リユース食器の回収は意外と少なく、多くは燃えるゴミが40分間程度でビニール袋(120L)が満杯になるほどでした。活動期間中、ボランティアスタッフから時々休憩してくださいとの声掛けを頂きましたが、今年は義援金募集協力や設置場所の人の往来の多さもあって、休憩する暇もなく大変忙しいボランティア活動でした。(秋山 重之 記)

◎エコステーション53は四条通西洞院東南側のエリアで郭巨山(かっきょやま)の少し西に在り、子供たちのチマキを売る声が絶えずしているところでした。このエコステーションを担当したのは、佐々木、中村(正)、北川、中村(十)の4名で、先に担当していた大谷大学の学生ボランティアと引継ぎの後、燃やすごみ、ペットボトル、カン、リユース食器などの分別回収呼びかけに携わりました。午後6時からは、歩行者天国となり祇園祭りもさらに盛り上がり、猛暑と人の熱気で我々の汗だく。ボランティア終了の後、近くの食堂で飲んだビールの美味しいこと、最高でした。(中村 十規人 記)

◎エコステーション9は、メンバーが、小川、森山、酒井の3名です。西洞院・仏光寺通の交差点で、木賊山の位置から少し東へ行った所でした。この木賊の読み方が判らないのでネットで調べ、“とくさ”という植物の名前だと言うことが解りました。比較的山鉾の中心から離れているせいで、人の往来が少ないのかと思っていましたが、日が暮れるにつれて多くの人が通るようになり、賑やかになりました。佐賀市の市民活動プラザのボランティアの方と写真を撮り、名刺交換等して、このリユース食器の活動が広がっている事が伺えました。時々は道案内をしたり、西日本災害支援の寄付を呼び掛けたり、また、火鋏みを持って、ごみの収集に近くを周回したりする間に、日が暮れて木賊山の提灯がきれいに映えているのが印象的でした。ゴミの分別を誘導して、自分で投入して貰うこのボランティア活動も今後一層、広まる事を期待したい。予定通り20時きっかりに次のシフトに譲って、帰路に着きました。少し遠回りして油天神山を見ました。その後、四条に出て、ビールでも飲もうかと思いましたが、人が溢れて自由には動けず、そんな所も見当たらないまま、四条烏丸の地下道に辿り着きました。此処で3人は分かれて帰路に着きました。事故や病気もなく、無事終える事が出来て安心しました。皆さん、お疲れ様でした。(酒井 俊英 記)